「ビジネスモデル研究会」として優れた事例や企業紹介を行なっております。
令和基地局さんは2回目の登場ですが
「まちの総務」の進め方の基本になっている部分なので改めての登場です。
コミュティーの力はメーカーをも動かすという吉例
今や、クラウドサービスとかSaaSが一般的になってきており
この分野は一気に進んでいる感は実感しているものの
自社や自事業に目を向けるとまだまだこれらの恩恵は享受できていないのも事実です。
これは提供側、需給側双方に課題があります。
・提供側は出来るだけ低コストで届けたいために、人件費をかけずに完結したい
・需給側は興味もあり導入したい気持ちはあるが、自社内完結は不安があり導入を躊躇
これはどちらの事情も理解できますが、中々埋まらない溝でもありました。
そんな中で身近で素晴らしい事例がありますので報告します。
先ずはこの画像をご覧下さい。(各事業者の紹介文の下)
何か共通のマークがあるのはわかりますか?
PayPayマークです。
デジタル決済の「PayPay」はご存じですよね。
今や現金でのお支払いでなくスマホ決裁で完結
そんな世のなかになっている事はご存じですね。
・PayPayを広く進めたいメーカー側しかし一軒一軒サポートするのは困難
・デジタル決済を導入したいが個人では難しい設定や登録は敷居が高い
このギャップを埋めるのが「コミュニティ-連合」になります。
令和基地局が主催してまちの事業者コミュニティを作り
定期的にお店紹介用のパンフレットを作って、相互宣伝したりしています。
今では50店舗以上が集うコミュニティーに成長しております。
そのコミュニティーがPayPayと交渉してメーカー技術者を派遣していただき
飲食店や個人事業者を集めてPayPay導入説明会を開催
その会場で一緒にPayPay申請や使い方説明を行い一斉に導入
「令和基地局コミュニティー」参加事業者が一気にPayPay事業者になりました。
これはメーカーにも飲食店、個人事業者双方にメリットがあり
コミュニティーの力を感じた事例です。
規模の原理で1社では見向いてくれない大企業にも束ねることで優位に交渉が可能
「まちの総務」もこのポジションを狙っていきます。
今後にご期待ください。
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