会社プロフィール
自動車メーカーと取引する二次サプライヤーさま、従業員規模は数百名弱で自動車部品の溶接を行う会社。
慢性的な人員不足を補うために、出来るだけ自動機に頼り業務合理化を進めておりロボット溶接機やIoTに積極的に投資する革新的な企業さま
Before(導入前の課題や心配)
自動車部品加工の製造部門では時間当たりの生産数量の確保が課題であります
部品加工溶接作業を自動化して作業効率を上げるために「溶接ロボット」を導入。(15台)作業効率は格段に上がったが、まだまだ段取り部分でも改善の余地があった。
作業予定数(目標)は日単位で決まっていたが、結果は作業終了後の集計時で無いと把握できず目標不足時の残業指示や目標達成の状況がリアルの把握できなかった。
この情報(予定と実績)がリアルに把握できれば的確な残業指示(残業計画)が出せまた時間内の計画達成の場合はインセンティブも出したいという希望があったが
システム化には専門知識も必要で誰に依頼をしたら良いか分からなかった。
Process(至った過程や作業)
IoTセミナーで知り合ったシステム会社の方に相談。
溶接ロボットに付随しているパトライトの信号を無線ネットワークで収集して加工する仕組みを提案された。
【案1】パトライトの情報を取得するために「光センサー付きIoT」を新たに開発して情報を収集
【案2】パトライト社の機能であるネットワーク対応型の仕組みを活用して情報を収集
【開発のポイント】
検討の結果安定性や将来性を考慮して【案2】を採用
IoTデータ取得はパトライト製品を活用して、データ構築(DB)、Web参照画面をオリジナルで作成
After(導入後の評価や気持ち)
溶接ロボットの日々の計画数と実際の作業数をリアルタイムで達成率で表示して「進捗度合(遅れ具合)」を工程内の大型モニターにも映し出して状況を全員で把握可能になり。
数分単位での残業依頼指示や目標達成の場合のインセンティブ表彰などにも活用が出来てシステム化効果もさることながら社員の意識の高まりが大きな効果につながった。
一次的な開発費用の出費はありましたが、将来投資と考えると数年で回収効果につながったので満足している。
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注意) 現在は太田市商工会議所会員及び大泉商工会メンバーの方のみのご利用になっております。