私「社内でファイル共有した方が良いですよ」
社長「Dropbox使っている」
その後、担当ヒアリング
「ファイル共有便利でしょ」
「みんなが適当に保存するから何がどこにあるかわからない」
「ディレクトリ管理は?」
「皆が適当に作っている」
「先ずはそこな…」
この様なお客様との会話、この会社だけのお話のようですが
実は小規模事業者では結構あるあるの内容です。
私自身はIT業界も長いのでファイル管理は普通の事(周知の事実)かと思っていましたが、イヤイヤまだまだ、この辺の話題が多いと言う事実認識を改めて感じました。
世の中の流れ
1995年代:Windows95発売でPCブーム
2000年代:職場でもPCが1人1台の時代に突入
2005年代:PCもパーソナルな時代から共有の時代へ
本来はこれからSNSやWebと進み、クラウドの時代へと進むはずがまだまだ地方の中小企業や行政では2005年代からストップしている状況のようです。
そこに来てDX、デジタル庁、IoT、ビッグデータと矢継ぎ早に進むので世間との現場のギャップは広がるばかりで情報過多で耳年増になりますが、現場の実態はあまり変わらない様子です。
そこに来てようやくデジタル化の恩恵「情報共有」の便利さに遅ればせながら気付いたと言うのが実態のようです。
サポート先の顧客ではPCは皆さんどうにか頑張って使いこなしてはいます。これはあくまでもパーソナル使用と言う個人利用の範囲で
情報共有や二次活用、職場チーム活用とまでは行っていないようです。活用したくても術が無かったとか動けなかったと言うのが正解です。
その方々に如何に便利な「グループウエア」やSaaSツール
しかもDXして進めましょう。
多分、異国の遠い世界のお話だったのかもです。
しかし、憂う事なかれ
今回、現場のリアルを痛感しましたのでデジタル化の基本の基「情報共有」(チーム活用)について解説します。
長くなるのでシリーズ化します。
- PC新時代(個人から共有へ)
- ファイルサーバーの共有フォルダ作り方
- 共有化のその次のアクションは?
- 番外編 わかっていても動かない人、動けない人
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