企業でのシステム推進は様々な課題が含まれて一筋縄では来ません。
そんな中、社内コミュニティシステムの導入事例の掲載許可を頂きましたので紹介させて頂きます。
企業紹介
群馬県太田市内の自動車関連の製造企業です。
富士ゴム工業株式会社(代表取締役 漆畑兼久社長)
群馬県太田市は自動車産業城下町であり、その中で「自動車用ゴム・樹脂部品の製造」を行うティア1の中堅大手企業です。
社内のIT課題の整理
規模の拡大や人員の増加に伴い、社内のコミュニケーションの課題があります。
お客様要求に対する社内改善は近々課題であり
旧来型のコミュニケーションだけでは限界も感じており
IT技術を活用した業務効率化が必須条件となっていました。
しかし、この分野の商品群(グループウエア)は玉石混交状態で目的達成に向けての製品選択から導入方法に関して進み方を悩んでおりました。
課題は明確、後は製品選択から導入準備
貴社の課題は明確でした。
部門単位の報連相、部門間調整、情報の一元化と共有
承認回覧(ワークフロー、施設予約)…
一般的なグループウエア機能の充実です。
しかし、全社でシステム構築となると
・製品選択:社員が使いこなせるか?
・運用の問題:新たな業務として社員に根付くか?
・導入の問題:運用管理者の高負担にならないか?進め方はどうするか?
この様な現実課題で悩んでおりました。
そんな折に「まちの総務」にご相談がありサポートさせて頂きました。
サポート内容:製品選択から進め方アドバイス
方向性は明確です、後は製品選択と進め方のアドバイスだけです。
事例実績の多い、この分野のエース級を選んでおけば問題ないです。
次は、進め方になります。
グループウエアの特性上、社内の多くの方で利用して行かないと効果も限定的です。
しかし、一気に進めるには現場の混乱も起きます。
ある程度、順序立てて部署毎にキーマンを作り徐々に進めてある程度の目処が立った段階で一気に進めるのが効果的です。
最後に重要な事
今回のサポートはあくまでも「一般論」で特別な内容ではありません。
一番重要だったのは、何よりも「率先垂範導入(トップダウン)」でありました。
これは理想であり、言うのは簡単ですが実は結構大変です。
時に忙しい会社トップがシステムの中身から運用まで関与するのですから。
導入に際し多くの関連マニュアルから事例をいっぱい勉強して画面設計まで行ったそうです。
部門毎に担当責任者を指名して、徐々に進めて行かれました。
社長がやる気になったのだから、社員は背中に火がつきます。
社長自ら規約(ルール)まで作り、役員から関係社員を説得して
短期間で基本ベースを作り込みました。
今ではワークフロー活用して経費精算手続きの簡素化
プロジェクトの進捗管理
スケジュールから会議室などの施設予約まで進んでいるそうです。
言葉にまとめるとなんて事無い感じもしますが
多くの企業さま(相談を受けている他の企業)でも導入が進んでおりません。
今回、この様な導入したいが一歩踏み出せない企業さま向けに
「まちの総務」を通じて事例紹介させて下さい。
と相談した所、快く了承していただきました。
個別相談はご迷惑もかかるかと思いますが、共助の精神でお手伝いいただけると思います。
多くの企業が一歩でも前に進めばと思います。
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