これは特定の企業とか施設の話題では無く
シンプルに「IoTの有効活用事例」と思った内容です。

とある温泉ホテルに泊まった際の出来事です。
特にコロナ禍で始まったサービスかと思います。

「部屋から温泉内の混雑具合が分かる仕組みです」

各部屋に置いてある「QRコード」にスマホをかざすと
お風呂の混雑状況がひと目で分かる仕組みです。
「空いています」「少し混んでいます」「混んでいます」
これから風呂に行くのに「空いている時に入りたいな」
これは誰しも知りたい内容でこれがスマホで部屋の中から確認できます。

言葉にしてしまうとなんて事ないですが
IoT技術屋からすると「ヤルな」と思わせる出来事です。
そうなると技術屋魂を刺激されます。

どの様な仕組みで入室管理をリアル把握しているのだろうか?

風呂への興味はこの内容だけです。
先ずは予測として
・下駄箱に重量センサー付けてスリッパの数を検知しているのか?
・スリッパにICタグを付けているのか?
・監視カメラを付けるとしても裸は取れないので施設内には問題あるし
・ドアの閉開センサーで感知
・ロッカーにセンサーつけるのはコスト的にナンセンス

風呂場を怪しい感じで隈なく探していました

がその場では結果が分かりませんでした。
後から「温泉施設、混雑状況」あたりでググると色々出てきます。
中でも有望情報として「ステレオカメラ」の存在を知りました。

ステレオカメラとは、対象物を複数の異なる方向から同時に撮影することにより、その奥行き方向の情報も記録できるようにしたカメラのことである。 通常は、1台で両眼視差を再現し、立体的な空間把握のできる立体写真の撮影が可能になっているものをさす。

Wikipedia

1点のカメラでは無く、2点のレンズで写し画像を比較して
移動状況を瞬時に把握する仕組みカメラです。
これで有れば「右から左で入室」「左から右で退出」の把握が出来て
ソフト内で動きをカウントすれば入退室の人数が分かり
何人の人が入室(入浴)しているか一目瞭然です。

これならハード代(カメラ設置費用)だけで、後はソフトサービス料金として
サブスクモデルも可能ですので。
ホテルや温泉旅館も初期費用も抑えられ
格安でコロナ禍の安心サービスを提供出来ます。

かなりしてやったりの仕組みです。
これを応用すれば飲食店の混み具合や交通量も瞬時に把握出来ます。
(他のライバル店や税務署にものぞかれますがww)
まさに応用の効く素晴らしいサービスでしたと言うお話

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