QRコードは世界に誇る日本の技術です。
改めて「QRコード」について紐解いてみます。

  • QRコードの歴史
  • バーコードとの違いは
  • どんな所で活躍しているの
  • 自分でも作れるの

QRコードの歴史

今や世界中で使われているQRコードの技術は日本の会社で日本人が開発した事をご存知ですか?

QRコードがない時代、デンソーの製造工場の現場では部品をバーコードで管理していた。だが、部品管理のためにバーコードを10個ほど並べて読ませていたことから、非常に作業効率が悪かったことと、現場の作業員から「疲れる」との不平不満が挙がり、併せて「バーコードより多くの情報を盛り込めるコードを作って欲しい」という要望が出た。それに応えるため、デンソーウェーブ(開発当時はデンソー)開発部門に所属していた原昌宏により1992年から新たなコードの開発がスタートした

Wikipedia

QRコードは今や、デジタル決済にも欠かせなくなって来ていますが
当初はあまり普及もせずに、ここに来るまでは多くの苦労もあったようで
特許権者のデンソーウェーブは、まずはQRコードが普及するよう敢えて特許をオープンにすることとし
規格化された技術に対して特許権を行使しないと宣言しているとのこと。

バーコードとの違いは

バーコード( barcode)は、縞模様状の線の太さによって数値や文字を表す認識子の一種である。仕組みとしては、数字・文字・記号などの情報を一定の規則に従いコードに変換している。

QRコードとの違いは圧倒的な文字数である
バーコードは体系的にコード規約化ルールに則り規則に従いコード化されているが
QRコードはコード規約は特に無く、QRコードのルールに則り自由な内容で作成が可能となっている

読み取りに関しては

バーコードは専用の読み取り機が必要(アプリ入手でスマホでも可能)
QRコードはスマホの既存カメラ機能で読取が可能なまで普及しているのが特徴

どんな所で活躍しているの

これは、既に世界各国で使用されています。
中国でのデジタル決済を推進した立役者でもあり、今や世界中で使用されている
シェアサイクル、飲食店メニュー、様々なチケット(交通、コンサート、イベント)
Line交換、工場での在庫管理、コインロッカー、入退室管理、ワンタイムパスワード管理

自分でも作れるの?

自分自身で作り込むのは流石に難しいですが
自動作成用のアプリやネット上にQRコード無料作成プログラムが公開されています。
「QRコード 作成」で検索して見て下さい。
入力文字をQRコード化して画像としてダウンロードできるようになります。
作成無料、読取り装置多数、汎用性抜群の仕組みであります。

貢献度としてはノーベル賞候補では無いのかなと感じています。
様々な面で世界に遅れを取ってる日本ですが、この様な話題で気力を取り戻しましょう。

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