「VBAマクロの属人化課題」
この議論にそろそろ終止符を打てればと思います。OAソフトとして世界的な大ヒット「Excel」ツールこれは誰もが認める素晴らしいツールであります。
しかし、便利で素晴らしいツールだからこその課題も見えています。
いわゆる「VBAマクロの属人化課題」
対応策はあるのか?「あります」
「費用を抑えながら属人化を防ぎ、継承性を進めて行く施策」
OA担当者:一生懸命独学で学んでみなのために頑張っているけど評価されない
管理職:一人で突っ走って勝手に進めている非常に使いにくいOA担当
こんな対立軸を抱えているのが現在です。(弊社の顧客もほとんどがこれ)
この対応策は2つです
・継承出来る仕組み作りを行う
・属人化を防ぐノーコードツールの活用
ちょっと待って「ノーコードツール」活用とは言っても結局何か新しい事を学ばないとでしょう、それってVBAマクロと同じ経過を辿らないの?この説明は後述します。
丁寧に解説します
・継承出来る仕組み作りを行う
これは一般論ではありますが、鍛えられたプログラマーとVBAマクロから入ったマクロプログラマーでは基礎部分が違います。プログラマーは基本システムを組む場合、必ず仕様書(内部仕様、外部仕様)を残します。
目的は様々ですが仕様設計通りに作るためや伝える(継承)ための共通文書としてこの様な側面があります。もちろん外部仕様としてユーザーマニュアルも残します。
一方、改善を主にVBAマクロから入ったマクロプログラマーは、仕様設計は不要です。今ある不効率を効率良く変更するのが目的です。なので仕様設計など皆無で、利用ユーザーにも運用を伝えるだけで簡単に利用出来感謝される新たな考え方になります。
そうなると予想通り「仕様書」などと言う概念は、はなからありません。
もっと言うとそれを作るのは私(PC担当)では無く利用ユーザーだよね…的な方向にもなりかねません。
この様に社内的(部署単位)での計画性では無く、個人単位で始まった合理化対策がいつしか社内(部署業務)とし中心業務として残ってしまう事です。同じ仕組み化でもスタート位置が違うとこの様に正反対の仕組みになります。
これがいわゆる「VBAマクロの属人化課題」の根っ子です。
この仕組みは根本から変えねばなりません。
しかもPC担当者のご機嫌も損ねずに、経営陣も大きな費用をかけずにお互いがWin Winになる様な施策です。
・属人化を防ぐノーコードツールの活用
ノーコードツール「kintone」のススメにつながります。進め方の詳細は以下にありますので参照下さい。
- 仕様がある程度頭に入っているPC担当者
- ノーコードツールを利用(習得)して利用ユーザーにも広めて行く
- 「kintone」を活用する事で低額利用料金で活用
- 社内で教育訓練費を捻出(経費処理が可能)
ユーザー数や事例の多いツール選択でネット上に同じ悩みを抱えた人、解決策を提示している情報が多く紹介されています。
このセットで短期間にて「継承性、属人化」課題を解決して行く方向が「まちの総務」が提唱する現時点での最良の方法論と結論付けます。既に多くの事例もあり、実績も積み上げております。
「あなたの課題は既に多くの解決策を持った人がいます」
そんな共助の世界を目指すのが「まちの総務」です。
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