お仕事柄、行政の担当の方とも多くお仕事をさせていただきます。行政だけでは無いですが、企業に於いても同様に置き換えられる「新たなチャレンジ」について書いてみます。
よく聞く「お役所仕事」これって行政のお仕事の進め方を揶揄した表現ですが、役所の担当からしても「仕方なし」と言う空気感は少なからずあるようです。
特に業務遂行上の正確性や平等性を求められる業種ゆえに「新たなチャレンジ」にはリスクを伴います。新たなチャレンジは誰のため?実例はあるの?反対意見は大丈夫?常にこの様な判断軸で進む感じです。
これって行政だけでは無く、貴方の会社内でも聞き覚え無いですか?
ビジネス書などでは「突き抜けろ」「異端児になれ」的に煽られますが行政一担当者や一会社員の立場で、アイディアをまとめ上司を説得し関係者の協力を得て新たなチャレンジを行うには相当な覚悟が必要です。
多くの上司も若手の頃、同じ様なチャレンジ(若気の至り)をして、その当時の上司から返り討ちにあって来た経験もあるかもです。そんな空気感を漂わせて、職場の雰囲気はいつしか「手堅い」お仕事に終始して、小さな改善を出来る所を少しずつ行って来たと思います。
そこに出てきた「DX改革」の大号令
現場はヒッチャカメッチャカにならざる得ません。今までは変化や挑戦になんとなく「蓋する空気感」の職場にある時、ちゃぶ台返しの経営者からの「大号令」
現場では、混乱よりも冷めた「大号令」にも聞こえているかもです。
そこで冒頭の「お役所仕事」に戻しますが
「新たなチャレンジ」を推奨と外部からの期待と内に秘める「蓋する空気感」この考え方を中の人だけに求めるのは非常に酷なのかも知れません。
そうなると「諦めるのか」
こんなネガティブな負のループに陥りますが、そんな時に古い言葉ではあります。「ヨソ者バカ者若者」に頼るしか無いのかも知れません。サラリーマンとして守られたポジションを堅持しながらも、新たな挑戦者を応援する。
もう一つは前例主義(安全策の事例を踏襲)の有効活用
この2つのセットで「新たなチャレンジ」を応援して行く。こんな進め方が日本人らしくサラリーマンや行政担当者が取れる最善の策では無いかと
多くの事例を調査し、そこから自社の課題に合う内容を選び出し「ヨソ者」の力を借りて上司や経営陣、関係社内を巻き込んで行くこんな進め方が解決策の一つになるかと思います。
このヨソ者にあたる方が表題の異端児にあたるチャレンジして来た変わり者(変革者)なのかも知れません。そんな異端児と実行したい担当者を繋げて行くのも「まちの総務」の役目です。
諦めの空気感を打破して行きましょう。
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