前回のコラムでは、コスパやタイパについて書きました、これは情報が溢れる時代の処世術のようなものだと述べました。
今回のテーマは「コスパ&タイパと来たら次はミニマリスト」。横文字で表現されていますが、要するに「断捨離」のことです。
ミニマリストとは、衣食住において必要最小限の物で生活するライフスタイルを実践している人のことを指します。「最小限の」という意味の「minimal(ミニマル)」から派生した言葉です。
厳密に言えば、断捨離とミニマリストは異なる概念です。断捨離は「行動・手段」であり、その結果としてミニマリストとしての「ライフスタイル」が進化していくイメージです。
この考えのキッカケは、コロナ禍でした。外出が制限される中、家に滞在する時間が増え、衣料や小物を整理する中で昔買った洋服や趣味の道具、納戸やタンスにしまってある物が要らないものだらけだと気付きました。
家にいる機会が増えたことで、「思い切って断捨離スタート」し、不要な物を一気にゴミ袋30袋分にまで整理しました。多分、選別すればメルカリにも出せるものもありそうですが、それではコスパも悪そうですので、ここは一気に廃棄しました。
それでもなお、1/3程度が残っています。これについては将来的に整理する予定です。第一段階の断捨離は成功し、次は物を増やさない(ミニマリスト)生活にシフトすることが課題です。
服やおしゃれについても、最低限の清潔さを保てればおしゃれは不要です。食べ物に関しても元々興味が薄く、外食もあまりしません。必要な食物を最低限口に入れれば満足です。
現在は仕事が趣味となっており、昔の趣味備品は全て整理し、子どもに引き継げるものは渡すことにしました。
車にも興味が薄れ、オンボロでも最低限動ければ良いと考えています。燃費が良ければ尚良しです。また、自宅も改装し、平屋のワンルームに集約することを検討しています。
「見ない買わない、もらわない」のスタンスを持ちつつ、心豊かな生活を目指しています。今後、何かを購入するとしたら、コスパ&タイパ&ミニマリストの要件に適合した最低限のものに絞り込むことを心に決めました。
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