興味深い議論を共有いたします。私のブログに対するご指摘から、「内容が難しく頭に入ってこない」「横文字やキーワードが多く、日本語に置き換えてもっとわかりやすくしてほしい」という声が寄せられました。理解しやすく書こうと心掛けてはいますが、この壁を乗り越えるのは容易ではありません。

最近、特にこの問題について熟考していますが、はっきりした回答は見つかりません。特に難解なデジタル用語や新技術に関しては、多くが日本国外の情報発信であり、また、苦手意識や興味・好奇心の違いにより、理解の分断が生じているのは事実です。

興味や好奇心にはさまざまな段階があります。興味がない、興味はあるが自発的に調べない、興味が強く調査し尽くすなど、これらの分類に細かな差異があるかもしれません。自分の立ち位置を明確にすることが後々の理解に繋がります。

しかし、興味が全くない方に対してどれだけ簡単に説明しても、双方にメリットはありません。ここでは、興味が少しある方をターゲットにしてみましょう。ただし、興味の範囲は人それぞれであり、必要に迫られている方、予備知識として好奇心旺盛な方、情報が少ないが必要な立場にある方などが考えられます。

伝え手としてのマインドも重要です。私自身の場合、仕事柄興味や好奇心が旺盛で、知りたい欲求が先行します。知識を備忘録としてメモし、それをブログで共有しています。ただし、「よくわからない」「もっと簡単に説明しろ」という指摘には、「フーン……」という反応があり、自己満足の要素も否めません。

しかし、ブログを通じて他者に情報を提供することで、「恩送り」の意味も感じています。これは単なる承認欲求や自己肯定感ではなく、会話と同じくらい自然に行う行為です。

最後に、「横文字やキーワードが多く日本語に置き換えてもっとわかりやすくして」という指摘については、意識はしていますが、それ以上の要求は難しいと感じています。

解決策として、デジタル用語に関しては、初歩的な情報を提供する「伝道師」が必要であると考えます。これは対話型AI(ChatGPT)でも良いし、リアルであれば女性が適しているかもしれません。情報は資産であり、その価値を最大限に引き出すためには、さまざまなアプローチが必要です。

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