デジタル人材育成研修を行うにあたり、資料整理に取り組んでいます。

前回は「IT基礎知識」のなかで、デジタル化の進化過程について総括しました。歴史的背景から俯瞰し、時代の変遷やツールの進展を見ていきます。

■ IT基礎知識
デジタル化の進化過程

【ハード編】
技術革新は広く知られており、特に半導体技術の進歩が顕著です。ニーズの高まりに伴う大量生産は重要であり、工場やサプライチェーンの発展により生産コストが下がり、技術の向上も促進されます。急速な発展により、大容量・高速・小型化が実現されています。

【ソフト編】
ソフトウェアの進化も重要です。試行錯誤を経て、使いやすく便利でシンプルなデザインへと進化してきました。このシンプルさは重要なキーワードであり、ソフトウェアの進化により、ハードウェアの設定が簡略化され、最近では対話型AIが登場し、人手を介さずに解決策を提供する時代に入りました。特にプログラム開発では、AIの力により、仕様設計からプログラム作成まで自動化される傾向が顕著です。

【通信編】
物理的なネットワークの発展も重要です。高速・大容量・安定性・無線技術の向上は、人類の歴史上でも大きな進歩と言えます。かつては有線の電話が当たり前でしたが、今では無線通信が一般的です。この進歩により、難解な技術も一般人が利用できるようになりました。例えば、誰もが「Wifi」という言葉を知っているのは、Wifi技術の普及が物語る通りです。

また、高速道路のETCや非接触型決済も、驚異的な技術の結晶です。

そして、すべての進化の象徴であるインターネットの進展も見逃せません。これらの技術の集大成が生活に浸透することを誰が予想したでしょうか?自身がインターネット上に情報を発信する時代が到来するなんて、昔は考えもしなかったでしょう。

これらの進展は、次なるWeb1、2、3への進化を導きます。続きは次回。