IoTと言う言葉がバズり出して早数年が経過していますが
まだまだエース級(大手とか名のある企業)が出て来ていません。

ニーズや需要は有るけど、アンマッチな状況が続いております。

何故だろう?

大手側の目線から紐解きます。
ある一定の規模の会社の場合、比較的自前主義で行います。
ここで言う自前主義とは自社内で一貫生産開発で商品化、販売まで

これが今までのメーカーがとる戦略でした。

一筋縄でいかないのが「IoT」分野です。

単純な「一つの製品」と言う訳には行きません。

例を挙げると
・センサー技術
・センサー制御プログラム技術
・基板設計技術(マイコン基板)
・パッケージデザイン
・センサーデータの通信プログラム
・通信技術(SIM、Wifi)
・セキュリティー技術
・通信方法(ソケット)技術
・DB技術
・Webプログラム技術
・全体仕様設計

簡単に思いつくだけでもこれくらいあります。
これらすべてが一つの単体技術でなく、専門技術です。
取り扱うプログラム言語もそれぞれ違います。

一社で出来ますか?技術者やプログラマーを準備できますか?
これが一筋縄でいかない部分です。

それを解決するのが、ベンチャー企業の共同体です。
それぞれの得意分野(持っている技術)を結集してプロダクトを作ります。

それぞれ単体の技術は過去の枯れた技術ですが、総合した場合に複雑な総合体になる。

これらを称して「IoTは簡単に出来る」・・・
とコンサルタントの方々はセミナーでお話する訳です。

そこで作り手側の我々が提言する内容は
「ベンチャー技術の結集でプロダクトが完成しました」
しかしベンチャーは資金力とマーケット力が弱いです。

是非、メーカーさんプロダクトを買って下さい。
広めて下さい、販売して下さい、ビジネスに繋げて下さい。

先ずはココが進まないと「ビッグデータビジネス」には繋がりません。
小規模結集連合で作った「装置テックIoT」をメーカーが広めて下さい。

それから次を語り合いましょう。
「ビッグデータをビッグビジネスに繋げるために」