設備テックIoT第一段として「プレス機」カウントのデータ取得のモデルを開発中です。
実機を見ながらどの様なセンサーがリーズナブルで最適かを評価しております。

上下ストークを繰り返す装置のデータ取得で考えられるセンサー群

・加速度センサー:上下運動をキャッチ
・磁気センサー:磁気の接点の離れ具合をキャッチ
・光センサー:可動側に反射板を取り付け光の反射で運動をキャッチ

このへんが選択肢になります。
それぞれに一長一短がありますが
当初の目的「簡単設定」は譲れません。

選定評価

・加速度センサー:一番シンプルですが、信号のキャッチ(閾値)の判断が難しく
どの位の振動を1カウントとするか?装置種類や付ける位置によってもバラツキが出るので
判定:見送り

・磁気センサー:比較的安価ではありますが、磁気センサーの接点幅(磁気同士の接点)が
数ミリ単位となり、大型機械では接点が最低でも1,2cm以上は必要
判定:見送り

・光センサー:固定側に光センサーBOXを取り付け、可動側に反射板(銀シール)を張り付けるだけのシンプル、接点位置も3~5㎝位は判定できるので「簡単設定」問題クリア
判定:採用

以上を踏まえ
第一段の「装置テックIoT(プレス機)」は光センサーに決定(パチパチ)

早速、PoC基板に「光センサー」を取り付け実機にて検証。
(写真と動画を取り忘れました)

当初はセンサーIoTBOXを強力磁石で張り付ける計画でしたが、油と振動でズレる事を考慮し
強力両面テープで付ける事に決定。
(簡単取り外しが難しくなりますが安全性を考慮して)

検証結果
プレス機の上下ストロークを1カウントとしてしっかりと認識しました。
これが出来れば一山超えたも同然です。

後は、SIM通信基板に接続してプログラミングです。

・・・しかしここにも仕様的に一山あります(仕様なので決めごとだけですが)
例えばこのような事です。
上下信号を毎回SIM通信でクラウド側に送っていては通信料が大きくなります。
「低価格」を実現するためには出来るだけ通信料を抑えてデータ送信のタイミングを
考える必要があります。

5分間のデータをマイコン側でストックして1回/5分送信とか
この時間の最適化です。
あまり長いとデータがぼやけるし、短いと通信料がかさむし・・
この変はデモを重ねて実証実験で試して行きます。

この様な感じでIoTモデルを作っております。
興味ない人には??でしょうが、メカ好きの人にはたまらない内容かと。

もう一歩進んだ段階でレポートします。