第五回に分けて最終回です。

・設備保全のお話
・設備保全の大切な指標「可動率(べきどうりつ)」
・「稼働率」編:作業性の強化は作業現場の上長と作業者の課題
・「可動率」編:保守管理の課題

保全や保守、装置、設備と色々がごちゃ混ぜになってしまいましたが
概念としてのお話なのでご勘弁ください。

最終回は「装置テック」のお話です。
ここまでのお話で鋭い方はお分かりかと思いますが

世間を騒がバズワード「装置のIoT」
便利で何か役に立ちそう、は何となく理解していますが

前述の通り、IoTで取得したデータ活用は多種多様で難しい技術が必要です。
この「データ活用」の難しさや理解度(難解度)が

IoT導入を阻害している要因の一つです。

仮に装置IoTを導入して、ここまでを実施出来ている企業は無いと思います。
これがIoTを目的では無く手段と捉えている原因になります。

そうは言っても・・・

この章の結論です。

先ずは始めて見ないと何事も前には進みません。
欲張らずに「スモールスタート」で良いと思います。

大きな費用をかけて全てを目指して大きな効果を上げる必要は有りません。
改善は一歩ずつです。

小さくても一歩を踏み出してみませんか?
「装置テックIoT」で小さくスタートしてください。