■╋■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
╋■┛ 『まちの総務』メルマガ通信 No223
■┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ガバメントクラウドの今と未来:日本の“データ主権”を守るために必要なこと

近年、私たちの生活は急速にデジタル化しています。スマホの利用データ、行政のオンライン申請
IoT機器から上がってくる膨大な情報。こうした大量のデータを安全に管理し、活用していく仕組み
として注目されているのが「ガバメントクラウド」です。

日本の課題:データ管理が“海外ビッグテック依存”になっている
現時点では、日本政府が採用しているガバメントクラウドの主力サービスは、ほぼすべて海外の巨大
IT企業(いわゆるビッグテック)です。これらは世界トップレベルの技術力を持つため、日本としても
「選ばざるを得なかった」という事情があります。

この状況には大きな懸念があります。海外企業のサービスを使うということは、「国民のデータを
他国ルールの影響を受ける企業に預ける」ということでもあります。

しかし今、状況が変わり始めている:国内企業が「採択(仮)」に進展
デジタル庁が公表している通り、現在、国内企業が複数社ガバメントクラウドの“仮採択”を受け、
国が求める条件を満たすために改善を進めている状況です。

これは大きな一歩です。

詳しくはWebで

□┓ まちの総務コラム
┗┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

■【DXコラム】「まちの総務的」対話型AI時代に求められるスキル「質問力」

「質問」と一言で言いますが結構なスキルを必要とします。
2つの側面があります。

子どもの頃を思い出して下さい。「これって何?」て純粋に聞けませんでしたか?
これが大人になる段階で同じ質問をしても「こんなことも知らないの?」的な反応をいただく
ようになり、いつしか「質問=無知」で「恥ずかしい」

こんな刷り込みが行われて来て、これが積み重なって「無知と思われたく無いヨロイで武装」
プライドや見栄などが「質問」を難しくしているようです。

もう一つは
「わからない内容が分からずに、質問の仕方がわからない」

一見「???」ですが、実はこのケースも多くあるようです。質問をする場合にはその対象の
背景を知らないと質問自体もマトを外し自身に対象を落とし込めないと課題や疑問も見つかり
ません。また語彙が弱いために質問の整理(表現化)も難しいと言うのもあります。

この辺から「ググれば分かるのに」と言う内容でも「ググれない」方が一定数いるようです。
これだけ見ても「質問力」と言うのは意外に難しくこのスキルを身につける事が重要と考えます。

詳しくはWebで

□┓ お金の勉強
┗┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

■【お金の勉強④】相続に関するお話、認知症患者は増加傾向その課題も

今回は高齢化社会が迎える相続課題「65歳以上の5.4人に1人が認知症患者」
「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」の推計では、65歳以上の認知症患者数
は2025年には約675万人(有病率18.5%)と5.4人に1人程度が認知症になると予測されています。

この事実どのように受け止めますか?
特に日本は超高齢化社会の中で、単に高齢者が増えるだけでは無く認知症の方が増えて行く社会に
なります…と、言うより既になっております。

その結果、相続の関係からはどの様な影響をもたらすか?
2つの課題が見えて来ます。
・身寄りが無く財産(資産)がある
・身寄りあり、財産(資産)ある

この章では、成年後見制度の件では無く、出来る限り認知症患者の生活の保証はしつつ第三者(成年
後見人)を立てずに穏便に済ませないか?その辺がポイントになります。

詳しくはWebで

□┓ デジタル講座
┗┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

■【デジタル講座】AIが拓く「ブロードリスニング」市民参加型民主主義の新たな形

テクノロジーが市民の声をすくい上げる時代へ
近年、テクノロジーが政治や社会の在り方を大きく変えようとしています。その中で注目を集めて
いるのが 「ブロードリスニング(Broad Listening)」 という新しいアプローチです。

これはSNSやオンラインフォーラム、ニュースのコメント欄、オープンデータなど、多様な公共の
場に散在する市民の声をAIで幅広く収集・解析し、政治や政策形成に活用しようとする取り組みを
指します。

ブロードリスニングとは何か?
従来の「ソーシャルリスニング」は、主にマーケティング分野で特定のブランドや製品に対する
評価や話題を分析するために使われてきました。一方、ブロードリスニングはそれを政治の領域へ
応用し、より広範で多様な市民の声を拾い上げることを目的としています。

特定のキーワードや限定的な話題だけにとどまらず、日常的な小さな不満や提案、気づきといった
断片的な声も対象に含める点が大きな特徴です。AIはこれらを分析して意見の傾向や感情の動向を
把握し、政策に活かすための“市民の本音”を読み解いていきます。

民主主義を“アップデート”する可能性

  1. 声の偏りを是正する
  2. タイムリーな民意の反映
  3. サイレントマジョリティの可視化

詳しくはWebで

□┓ お知らせ
┗┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
──────────────────────────────────
<< 「お知らせ」 メルマガ登録者募集 >>
──────────────────────────────────

■職場の仲間にも『まちの総務』メルマガ通信をご紹介ください。

職場のメンバーにも「是非、共有(紹介)したい」と言う方がおられましたら。
送信者のメールアドレスと会社名、氏名を「info@commstep.com」
まで連絡いただければメルマガ追加させていただきます、よろしくお願いいたします。

過去のメルマガは、アーカイブからご覧いただけます。

□┓ 編集後記
┗┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

先日、スペイン・バルセロナへ行ってきました。ドバイ経由で約20時間の“機内軟禁状態”(笑)
特に海外旅行は気力・体力・お金、そしてそれを超える好奇心が必要ですが、コロナで弱った
気力を取り戻す良い機会になりました。サグラダファミリアには本当に心を踊らされました。
今回も旅程はすべて自身でくみ上げて交通手段、事前予約、効率化ルート、食事、どれを取っても
ほぼ完璧で、自画自賛の満点旅行。街歩きは1日平均5km、最大14km。旅はやっぱり体力勝負ですね。
旅の記録も大量にストックしたので、順次公開します。皆さんも体が元気なうちに、一歩踏み出して
みませんか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━