装置の状態(センサー情報)をインターネットに繋げる
IoTに欠かせない通信技術に

「SIM通信のデータ連携」があります。
このSIM通信の会社はあまたありますが

「設備テックIoT」は
さくらインターネットさんの「さくらIoTSIM」を利用しています。
*さくらインターネットさん選択の経緯は以下

一言で言って「サポートが手厚かった」になります。

さくらIoTさんが提供する
「SIM通信のデータ連携」に付いての雑感です。

機能的にデータ連携オプションが多数準備されています。
何を選ぶかは迷う所で、今後も技術革新するので
益々選択肢は増えて行くと思います。

・WebSocket
・OutgoingWebhook
・IncomingWebhook
・MQTT Client
・DatastoreAPI
・その他諸々

今回は「WebSocket」を利用します。

WebSocketとは
コンピュータネットワーク用の通信規格の1つである。ウェブアプリケーションにおいて、双方向通信を実現するための技術規格である。
サーバとクライアントが一度コネクションを行った後は、必要な通信を全てそのコネクション上で専用のプロトコルを用いて行う。従来の手法に比べると、新たなコネクションを張ることがなくなる・HTTPコネクションとは異なる軽量プロトコルを使うなどの理由により通信ロスが減る、一つのコネクションで全てのデータ送受信が行えるため同一サーバに接続する他のアプリケーションへの影響が少ないなどのメリットがある

Wikipedia

何だか難しい説明で何じゃらほいですよね。

要は、音声や映像等の大容量通信では無く
小容量通信を行うのに適した通信と言う事。
しかも、一方通行では無く双方向で送りあえる優れもと言う事。

「一方通行では無く双方向で送りあえる優れも」
ここはかなり重要です。

本来、一般的なIoTはセキュアな環境
(センサー機器側のハッキングを防ぐ)
するために一方通行の通信が一般的です。
*双方向通信用に一般的にはSIM側にIPアドレス等固有アドレスが必要

しかし、さくらIoTさんではこのSIM側のユニークIDをマスクし専用ID(IPアドレス不要)
送受信を可能にしてくれます。(技術的な内容は割愛)

双方向で何が良いかと言うと
通常はセンサーデータを受信(一方通行)するだけですが
双方向通信を利用すると、サーバー側からもデータ(パラメータ)を送る事が出来

通信インターバルの時間等を外部から変更する事が可能になります。
(データ送信時間を10分⇒5分に 等)
これって意外に・・と言うよりかなり便利です。汎用性が広がります。

中の細かな設定はさくらIoTさん側で全て行ってくれ
こちら側は示された「プロトコル」に従うだけで実装が出来ます。

と言うお話でした。