デジタル用語や横文字を毛嫌いしている方も多いと思いますが
知らなくても何も影響は無いですが、加齢とともに好奇心も薄れます
全てを理解しなくとも、なんとなく知っている程度の斜め読み感覚で
話題のキーワードを解説してみます。
【デジタル講座】最近よく聞く「Web3.0」って何者
最近「 Web3(Web3.0)」という言葉を耳にすることが増えたという人も多いでしょう。言葉自体はよく聞くものの、その意味については曖昧という人もいるかもしれません。
先ずは「 Web3(Web3.0)」と言うからには「1,2」があると言う事ですよね。この辺から整理しましょう。
「Web1.0」 とは
Webの語源としてWWW(World Wide Web)と言う言葉は聞いたことありますか?インターネットの創世記(始まりの時期)をイメージしていただければ良いと思います。
主に企業が積極的にhtml言語を駆使してHPを作成した時代です。
ネットサーフィンと言われた、いわゆる参照がメインのインターネット時代を総称して「Web1.0」と定義しています。
双方向通信と言うよりも一方通行(リードオンリー)の事を指しています。
「Web2.0」 とは
これは、SNSを見ればイメージしやすいです。
Web1.0が一方通行の参照がメインの時代から、情報発信の時代になったというのが「Web2.0」です。
「Web1.0」の時代を経て、ユーザーがより自由にインターネットを使えるようになり情報の発信者と閲覧者の双方向なコミュニケーションが可能になった時代と言えます。
インターネットの歴史から見て「Web1.0 (一方通行」「Web2.0(双方向」で完結でしょう・・・
と思う中、次の課題が見つかってきました。
多くの皆さんが利用している
Twitter 、YouTube 、Facebook 、Instagram、TikTok などの SNS
誰もが気軽に画像や動画を発信できる環境が整ってきています。
これは喜ばしいことである反面、サービス提供の事業者にすべてデータが集中している事にお気づきですか?
ビッグデータと言えば聞こえが良いですが「巨大テック企業」にすべて牛耳られているのが事実です。
現状はあまり意識していないでしょうが、これらの一企業に依存して個人情報やセキュリティー面そこから抜け出せない巨大企業に独占
これらの課題や問題点に対しての回答が「Web3.0」になります。
何となく歴史を紐解くと、自然の流れになって行く遷移が分かりますよね。
そこで、いよいよ「Web3.0」と言う概念の出番です。
ココからは少しカタカナキーワードも多くなりますが軽く聞き流してください。
「Web3.0」とは
ここからいよいよ本丸です。
一度整理します
Web1.0:インターネットの一方通行での閲覧専用(Read Only時代)
Web2.0:SNSの台頭で双方向が可能な(Read Write時代)
「Web2.0のプラットフォーム経済」からの脱却が「Web3.0」になります。
権力分散型の Web3(Web3.0)
新たな言葉「権力分散型」が出てきましたが
要約するとGAFAM(Google、Amazon、Facebook*meta、Apple、Microsoft)などに独占されている権力を個人側に分散して管理して行きましょう
と言う概念です。(ここの具体化がまだ見えて来ていないのでややこしくしていますが)なので難しく考えずに【権力分散型の Web3(Web3.0)と言う概念】と捉えてください。
ココからはマニアックな部分に入りますが、興味ある方はこれを見れば「あ・・そう言う流れが来ているのだね」となんとなく点と点がつながると思います。
「権力分散型」の分散管理を行う技術が「ブロックチェーン」
ブロックチェーンとは、暗号技術を使ってリンクされたブロックと呼ばれるレコードの増大するリストである。各ブロックには、前のブロックの暗号化ハッシュ 、タイムスタンプ、トランザクションデータ(一般的にはマークルツリーで表される)が含まれている。
Wikipedia
余計にややこしくなりますが、
「取引履歴を暗号技術によって過去から1本の鎖のようにつなげ、正確な取引履歴を維持しようとする技術」
とだけ理解して技術的な内容は専門家に委ねましょう。
シンプルに「権力分散型」の分散管理を行う技術が「ブロックチェーン技術」です。
ここで終わりにしても良いのですが、実は「ブロックチェーン技術」は単に裏で動く技術で「 Web3(Web3.0)」をつかさどる製品やサービスでは無いと言う事です。
そこで、現時点で考えられる製品やサービスが
ビットコイン や イーサリアム などの暗号通貨、NFT、DAO、メタバースなどに繋がります。
ココでは読んでいる皆さんも、私自身も「おなか一杯」なので
それぞれのキーワードは別に解説していますのでそちらを
まとめ
ここで上げたような様々な「キーワード」
個々には難しく、何がつながるのか?何がメリットなのか?非常に断片的になると思いますがWeb3(Web3.0)で権力の集中した世界から権力分散型への転換期と捉えると合点がいくと思います。
難しいそれぞれの言葉や意味は分からなくても、こんな世界を目指している技術と言う理解で良いと思います。
この様なネタも含めて、企業研修時のアイスブレークネタとして仕入れております。
若者や頭の良い人にはかないませんが、おじさんも負けずに思考停止にならない程度に好奇心を持って行きましょう。
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