巷で話題の「脱Excel」キーワードとしての課題として「属人化と継承性」の問題がクローズアップされます。
これは決してExcel活用が良い悪いでは無く、Excelで作り込み過ぎて結果「属人化と継承性」の問題になったと言う事です。この「属人化と継承性」問題が解決出来れば「脱Excel」と言う言葉も出てこないと言う事になります。
本業でシステム開発を学んだプログラマーやSE(Sler)はお仕事として仕様書を作成して「属人化と継承性」課題を軽減しています
システム仕様書とは、言葉で簡単に言うのであれば「システムの設計書を作成すること」です。つまり、技術を持つ人が見れば誰でも全く同じものを作れるというドキュメントを作る工程を言います。
そのためにシステム開発の案件では、機能一覧・画面遷移図・ユースケース図・アーキテクチャ図・ER図などなど、とにかくたくさんのドキュメントを書いています。大規模な開発になる程、これらのドキュメントの量が増え当然長い期間をかけて検討・執筆を行うことになります。
社内SEやExcel好きな方が作り込み、積み上げたモノの場合は少し厄介です。多くの場合作るのが好きな方はあまり「属人化と継承性」を考えずに(ここは仕事では無い)進む傾向があります。
もっと言うと
「こんな便利なのに学ばない人が悪い」「自分が苦労して作り上げた作品」?
こんな思考があるかは定かでは無いですがExcelと言う製品にはこの様な魔力を含んでおります。(一時期MS-Accessでも同様の問題がありました)
前置きが長くなりましたが本題です。
「属人化と継承性」課題はノーコードツールで解決出来るか?
「脱Excel」の対抗馬として登場したノーコードツールアプリ「kintone」などですが
疑問その1:kintoneを使えば「属人化と継承性」課題は解決出来るか?
【ChatGPTの回答】
kintoneは、ビジネスプロセスの自動化やデータ管理を支援するクラウドサービスであり複数の人が共同で作業を行う際に、情報の共有やタスクの管理を効率的に行うことができます。そのため、「属人化」と「継承性」の課題を一定程度解決することができますが完全に解決できるとは限りません。
半分解決、半分未解決と言う事ですね。
kintoneや各種ノーコードツールでは「属人化と継承性」の完全解決策にはならない感じです。
そうなると、誰でも面倒な「仕様書(ドキュメント)」の作成が回答になりそうですがこれではExcelでも同様の問題で、面倒と思う方がツールが変わったからと言う「仕様書」を作るのか?と言う部分です。
システムエンジニアの経験がない方は設計の方法がわからないと思いますしあまりこの仕様書作成の工程に時間をかけてしまっては容易にカスタムできるノーコード(kintone)の魅力を失ってしまいます。
少し内容が散らばりましたが、次回は解決策を探って見ます。
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