「まちの総務」と言う企業に横串を入れた改善サポートの活動の中で避けては通れない共通課題に「給与計算」と言う仕組みがあります。

前回はシンプルに疑問な疑問に対して対話型AIとブレストした内容をもとにどの様な課題があるのか整理して見ました。

なぜ給与計算はプロセス統合が難しいのか

今回の内容は「なぜ給与計算はプロセス統合が難しいのか 」に対して掘り下げて見ます。

そもそも論から考えると
何故、昭和の時代から遡って見ても、雇用者と労働者の仕組みは一緒で給与支払いは昔から脈々と受け継がれて今があります。時給なり月給に基本的決まりの中で、残業、休出、その他手当が有り社会保険、税金が引かれて支給と

これ以上でも以下でも無いと考えています(違いますか?)
多少の企業独自ルールは許容したとしても、すでに何十年と言う歴史が有り実績もあるのにデジタル全盛期の今でも、何で自動化できないの?ここが出発点です。

それではChatGPTとブレストしてみます。

【質問】
企業の給与計算の標準化が進まない原因は?

【ChatGPTの回答】
システムやプロセスの統合が難しい場合がある。企業によっては、既存のシステムやプロセスが異なるため、それを統合することが難しい場合があります。また、社員数や従業員の雇用形態など、企業によって違いがあるため、それに応じた標準化が必要になります。

【まちの総務の見解】
ここに深い病み(闇)がありそうです。企業独自の方法?気持ちはわからないでもないですが、逆に社内の合理化を進めるにあたりあくまでも独自にこだわる理由はありますか?
一歩譲って、独自管理が必要であればプライベートクラウド上で企業毎の変数(係数)管理を行う事も可能なのでは。

単純な疑問として、本当に難しいの?結局自分たちで首絞めてませんか?
シンプルにこの様な思いです。

「あなたは具体的にやって無いから現場の苦労はわからない」
との批判もあろうかと思いますが、逆に中にいないから疑問に思える事もあります。そこで、この給与計算のDXについて考えて見ます。

【質問】
給与計算システムの機能設計をお願いします。

【ChatGPTの回答】
給与計算システムの機能設計には、以下のような機能が含まれることが一般的です。

基本情報の管理従業員の氏名、住所、雇用形態(正社員、アルバイト、契約社員等)、就業時間や勤怠データなど、基本的な情報を管理する機能が必要です。
給与計算従業員の給与計算に必要な情報(基本給、時間外手当、休日出勤手当、賞与、福利厚生等)を入力し、計算を行う機能が必要です。また、税金や社会保険料等の控除額も自動的に計算されるように設定することが望ましいでしょう。
支払い管理給与支払いに必要な情報(支払い日、支払い方法等)を設定し、支払い処理を行う機能が必要です。また、支払い記録を作成し、従業員への支払い明細書の発行なども自動化されると便利です。
勤怠管理従業員の勤怠データ(出勤時間、退勤時間、休憩時間等)を管理し、給与計算に必要な情報として利用する機能が必要です。また、勤怠管理により出勤状況や遅刻早退等を確認し、労働管理にも活用できます。レポート機能給与計算や勤怠管理の結果を集計し、給与支払いや労働管理の指標として活用できるレポート機能が必要です。特定期間の給与支払い状況や勤怠状況等を一覧表示する機能があると便利です。
以上が、給与計算システムに必要な基本的な機能です。それぞれの機能を適切に設計し、システム全体としてスムーズな運用ができるようにすることが重要です。

そうなると管理するポイントは4つ

  • 従業員のパーソナル情報
  • 従業員の勤怠情報
  • 社会保険や税金関係の情報
  • 会社独自のルール情報

クラウド上のシステムSaaS活用を想定しています。給与計算のクラウドシステムを活用する事で
・従業員のパーソナル情報
・社会保険や税金関係の情報
・会社独自のルール情報

勤怠管理のクラウドシステムSaaSを活用し
・従業員の勤怠情報

これらが全てクラウド上で集計出来れば自動化も可能です。
これは多くの企業で既に実績も出ております。
※残念ながらローカル処理のPC完結タイプの給与計算システムでは難しいです。

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