
血液型性格論は非科学的?それでも現場では無視できない感覚
血液型による層別は、科学的根拠がない、結局は誰にでも当てはまる話だ
そう言われることは十分承知しています。
それでもなお、血液型による「傾向」は確かに存在するのではないか。
あくまで“自分統計”ではありますが、私はそう強く感じています。
ウマが合う人、合わない人…仕事の相性はなぜ生まれるのか
仕事をしていると、「なぜかウマが合う人」「自然と連携できる人」がいる一方で、
「どうも噛み合わない」「少し距離を置いた方が良さそうな人」も現れます。
これまでの経験を振り返ると、
結果的に血液型の傾向と重なっていたケースが、意外と少なくありません。
チームは多様性があるほど機能するという実感
仕事やプロジェクトでグループを組む際、
血液型がある程度バラけているチームの方が、
物事がスムーズに進む印象があります。
いわば「性格の多様化」
それぞれの個性が役割として表れ、得意分野は伸び、苦手な部分は自然と補完される。
DX推進でもよく言われる「多様性の価値」を、身近な感覚で体験しているようなものです。
同質な集団は楽しいが、ズレも生まれやすい
一方で、同じ傾向の人が集まりすぎると、最初は気が合って楽しいものの、
次第に微妙なすれ違いや停滞感が生まれることもあります。
特に少人数のチームでは、「違い」があるからこそバランスが取れる。
これは現場感覚として、強く実感している点です。
人数が増えたら「伸ばしたい方向」に特徴を活かす
チームの人数が増えてきた段階では、単なる多様化だけでなく、
「どの方向にチームを伸ばしたいか」に応じた配置が効いてきます。
勢いが欲しいのか、安定を重視するのか、挑戦的なアイデアが必要なのか、
それとも全体の統制が重要なのか。
特徴を活かすという意味では、血液型のイメージは案外分かりやすい指標になります。
あえて雑に例える血液型×役割分担論
かなり単純化すると、こんなイメージです。
- ノー天気にイケイケで前に出たい場面はO型
- 慎重に守りを固めたいときはA型
- 大胆なアイデアや判断を求めるならB型
- 全体をどっしりコントロールするならAB型
ラグビーに例えるなら、
・前列フォワードはA型
・2列・3列にB型
・9番・10番にAB型
・オフェンスにO型。
あくまでイメージですが、意外としっくり来ませんか(笑)。
意識しなくても、自然と最適解に近づいている
以前は意識的に血液型のバランスを考えていた時期もありましたが、
最近では、気づけば自然と「血液型でばらけたちょうど良い配分」のチームができています。
後から振り返って「ああ、なるほど」と思う。
そんなケースが増えてきました。
ブラハラに注意しつつ、軽い雑談として楽しむ
もっとも、最近では「ブラハラ(ブラッドハラスメント)」という言葉もあり、
血液型の話題は扱い方に注意が必要です。
もちろん、人を決めつけたり評価軸にするものではありません。
あくまで深刻にならず、軽い話題として。
自分の職場やチームを、少し引いた視点で眺めてみる。
そのくらいの距離感で楽しんでみてはいかがでしょうか。

