多くの企業様で苦労している情シス担当者の共助になれば
そんな思いで「ひとり情シス」担当の顛末事例を

クラウド化反対勢力をかわしてのクラウド化推進

これは多くの企業様の参考になると思います。
巷でどれだけ騒がれても社内での「反クラウド勢力」は根強いです。
これは好き嫌いでは無く、論理的でも無く
「不安」から来る考え方なので、どんなに武装整備しても難攻不落です。
何度となく戦いましたが、担当も諦めムードで
今でもローカルマシンの子守りに精を出している担当者も多いです…ね

そんな昭和な企業での担当者奮闘記の事例を紹介

社内システム開発をお手伝いさせて頂き、社内サーバー上で運用していました。
WindowsサーバーのOSアップやマシン老朽化対応で定期的(3、4年)でサーバーリプレースして来ました。

弊社もその都度「クラウド化」を勧めますが
ハードのリプレースは理由も明確なので稟議も通りますが
クラウド化は別で新規性が強く稟議段階で却下されます(毎回)

そこで担当と相談して「見掛け上の騙し打ち」でクラウド化の足掛かりを付けました。

それが「バックアップはクラウド化しましょう」です。

見掛け上は「リプレースのサーバー購入」です
その中の機能の一部に「バックアップ体制」を盛り込み購入稟議を作成。

無事に新規サーバー(オンプレ環境)とバックアップ(クライド環境)の準備完了。
ここからがミソです。
システム開発自体はWeb開発をしていたのでユーザーは
「オンプレもクラウド」もわかりません。(画面は一緒なので)
もう答えはお分かりですね。

導入時に運用サーバーとバックアップサーバーを入替ました。

決して騙した訳ではありません。
運用テストも兼ねて実力のチェックをしているだけですww

少し高額なサーバーリプレースになりましたが、安定性は抜群です。
システムの目的は安定運用です、クラウドやオンプレなどは単なる手段でしかありません。

今ではひとり情シスのサーバー管理はクラウドメーカーの専門担当も含めて日夜管理してくれています。
担当者の安心料はプライスレスです。

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