国内では後発の携帯キャリア「楽天モバイル」の会社です。
携帯キャリアと言うと
老舗の「docomo」「au(KDDI)」
新生「ソフトバンク」「楽天モバイル」と言う位置付けです。
その4社の内、楽天以外は国内向け通信を強く意識して
楽天に関しては目指している分野が違う世界を向いている気がします。

国内携帯キャリアのシェアでは

  • 1位:NTTドコモ(メイン利用率35.2%)
  • 2位:KDDI(メイン利用率26.2%)
  • 3位:ソフトバンク(メイン利用率21.5%)
  • 4位:楽天モバイル(メイン利用率7.8%

bitWave記事より転載

楽天モバイルは、2020年にキャリアとして参入したばかりの会社で、NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクが価格競争をせずに、消費者から「談合3兄弟」などと批判を受けていた現状を打破するため、第4のキャリアとして参入が認められましたのでこの結果も現状では仕方ないですね。

他社なら1万円近くはする無制限プランを2,980円で提供し市場に大きな衝撃を与えました。その後に各社が格安プランが誕生したのも楽天モバイルの功績と評価されています。

菅政権、携帯料金引き下げ実現 大手も月2000円台プラン

では楽天は何の会社ですか?野球球団
これはそれぞれの持っているイメージで違うと思います。

楽天グループ株式会社は、インターネット関連サービスを中心に展開する日本の企業。「楽天市場」、総合旅行サイト「楽天トラベル」、フリマアプリ「ラクマ」などのECサイトを運営する。通信、金融、不動産、スポーツなど様々な業種の企業を傘下に有しており、これらで構成される企業集団「楽天グループ」の中核会社かつ事実上の持株会社である。

Wikipedia

楽天は単一企業では無く様々な持株会社(総合商社)の位置付けの様です。

個人的に感じているのは
楽天モバイル、楽天証券、楽天市場、楽天銀行、デジタル決済、楽天カード
と全てスマホの中で完結出来る「楽天経済圏」のテック会社のイメージです。

特に創業者の三木谷さんは元日本興業銀行(現みずほ銀行)出身と言う事もありフィンテック系の覇権を目論んでいる様に伺えます。
いつの間にやら「楽天生命」の保険屋も開始していました。

しかも、楽天社内の公用語が「英語」との事で
カルチャー自体が世界を見ています。

国内で新たな改革や方向を示すと世論やマスコミが揶揄しますが
狭い国内で潰し合うのでは無く世界戦を仕掛けている企業についても応援して行きたいですね。

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