数年前に話題になりました「ZOZOスーツ」は記憶にあると思います。
結構話題になりましたが時代を先取り知ったのか?精度に難があったのか
すっかりとトーンダウンしてしまいましたが。
実は第二世代に移り変わっており、個人向けでは無くB2B向けに進化しているようです。
ZOZOスーツとは
ゾゾスーツ (出典:J.FERRY mag)
株式会社スタートトゥデイが開発した「衣料用の全身採寸ボディースーツ」ゾゾスーツは伸縮性の高い生地でできていて、どの体形にもピッタリします。ゾゾスーツにプリントされている約300個の白の水玉は距離を測るためのものです。太っている人がゾゾスーツを着ると任意の隣り合った2つの水玉の距離は遠くなり、やせていると短くなります。この2つの水玉の間の距離が、ユーザーの体型のサイズになるわけです。
大きな話題になり
全身測定「ゾゾスーツ」はファストファッションを変革するとまで言われましたが…
「ファストファッションを変革」
と言うワードが気になったので記事にしました。
時代の先取りし過ぎたのか?
コスト面の課題なのか?
技術面の課題なのか?
詳細はわかりませんが、試みとしては非常に興味がありこの考え方「ファストファッションを変革」については業界内にかなりインパクトがあったと思います。
個人の体型情報などは個人情報の最たるもので
人によっては劣等感や他人には知られたくない………的な気持ちから1ショップ規模では絶対に集められない最上の個人情報です。
これを規模の原理で集める仕組みを作り出した「株式会社スタートトゥデイ」社には頭が下がります。
まさにコスパの良い人体IoTになります。
ネット上の記事を拾いますと、スーツのコスト(無料配布)がかかり過ぎた様子が伺えますが。
ZOZOスーツの考え方は今後の様々なIoTモデルになると思っています。
その理由といたしましては
通常のIoTを想定した場合、モノにセンサーや通信機器を付けてセンシングや情報収集を行います。
このモノのコストを如何に下げてシンプルにするかがIoT繁栄のカギでもあります。
ZOZOスーツはこのモノには機械的センサーや通信機器的なハードは付けずにマーカーと言われるいわゆるドット柄をスマホで撮影して画像解析にて測定する技術です。人体をスキャンして3D画像化する技術は昔からありましたが体型計測を細かく行うためには最適な方法かと思います。
自身ではまだ応用アイディアは無いですが、カメラ解析とマーカーの組合せは何か無限の可能性を感じます。
そう考えますと、元前澤社長の率いた「株式会社スタートトゥデイ」は単なるアパレルEC屋さんでは無く、アパレルDXの会社と言っても過言では無いと思います。
ーPRー