先日、リクルートを興した経営者「江副浩正」の本を読む機会があり
かなり共感して元気をいただきました。
現在、私自身も規模は違えど小さな会社を興して未来の場作りを行っていますがその中で人材系のお仕事をサポートさせていただいており、今回の「江副浩正」書を読んで、まだまだやれる事はありそうこんな感想を抱いたので文章に残します。
地方での人材不足の解消について
高齢化社会に於いて、労働人口が減少するなか慢性的に企業の人材不足が叫ばれております。その中でも特に地方の中小企業では顕著です最近は大学全入時代とい言われ都会に憧れ地方から都内の大学進学、そのまま都内で就活&就職これは紛れも無い事実です。
それでも一定数は地元に残り就活と言う人もおりますが、ほとんどが「リクナビ」頼りで、少ない情報から最良解を求めてそうなると企業力もさる事ながら、有料情報「リクルート」の無双状態です。
企業の個性云々よりも、地方の少ないパイを取り合いリクナビ検索にいかにヒットするかと言う消耗戦勝負の世界です。そうなると消耗戦勝負にエントリー出来ない企業はスタート位置にも立てないと同意です。
では違う所で戦えないのか?
新卒採用などはリクルートにお任せしてもう少し地域に特化して違う部分で戦えないか?こんな事を考えております。
声なき声を可視化してマッチング出来ないか
こんな事を考えています。少し前までは会社は終身雇用と言う考え方が主流でしたが。時代の変化でもう少し転職もカジュアルになってきています。それでもそれは競争の激しい都会の事で
まだまだ地方では転職に一歩踏み出す勇気は少数派の様です。
そんな際のペルソナ(対象のユーザー像)として転職を悩まれている方のマッチングです。(裏マッチング)
転職を悩まれている方の理由はそれぞれです。
- そもそもの仕事が合わない
- ブラック企業やパワハラストレス
- 結婚のきっかけで給与アップしたい
会社の中で悩んでいる人は結構いる様です。
でも一歩踏み出す勇気が無く我慢我慢しているケースが多く
その中でも
- 変化が不安
- 今の仕事を辞めると会社に迷惑がかかる
- 今より良い所に就職出来るか?
- 情報が少ない(集める術が少ない)
転職の希望があっても結局「我慢」しているのが現状です。ここに光をあてる事が出来ないか?こんな発想です。
そもそも個人で抱えている人はあまり他人に相談しないです。情報収集も比較的苦手な傾向です
繊細さんでもあるかもですので積極的に情報を集めたり、現職で働きながら就活などが出来ないかもです。
課題はここにあります。
「一歩踏み出したいけど踏み出すきっかけが分からない方」
をどうやって探し出すか?その方に情報を与える事が出来るか?ここが頭の使い様です。
そもそも、この様な方は「漠然と転職したい」と言う気持ちがあっても具体的な活動には移りません。
- 自分はどんな仕事が向いているのだろう?
- 今と同様の仕事で人間関係から逃げたい
- 自分は何がしたいのだろう?何が出来るのか
- 違う職場がイメージ出来ない
こんな事もあろうかと思います。ここで大切なのは「良い転職先紹介」も重要ですがその前に「心の声」に寄り添う事が重要なのかとそれも表立ってでは無く、裏の世界でひっそりと秘密裏に相談出来る環境が
何か裏社会の様ですが
声なき声を聞くって、結局こう言う事なのかもしれません。これが俗に言うキャリアコンサルタントになりますが匿名(裏垢)のお悩み相談みたいな感じですね。
裏垢で情報を集めてコミュニティを作り、そこに事例を公開して情報共有や悩みについて交換し合う感じです。
出来れば、企業側の人事担当者とこっそりと面談する様なイメージです。
特殊技術者は専門的な技術も必要なので一旦保留で人事総務系(事務方業務)や製造系、営業系などでは人材交流も可能なのかと思います。
地方と言う狭い閉ざされた地域で大ぴらな転職活動はまだまだ馴染まない感じです。
で有ればアングラな場面(決してネガティブ思考では無い)を提供する事に意義があるかもしれません。
「まちの総務」ではこんな目線で応援出来ればと思います。
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