「まちの総務」プラットフォームにて企業に横串を入れたシステムの繁栄目指しております。その中で提唱しております「アプリの民主化」についての掘下げながら近未来を占ってみます。

アプリの民主化とは

クラウド時代になり、アプリの民主化が進んでいる。過去にはSI事業者によって大きな工数や費用をかけてシステム開発が進められていたが、クラウド化により自社設置からクラウドに移行し、汎用化が進んだ。その結果、中小企業でも手が出しやすい価格でシステムを導入でき、アプリの民主化が進んだ。

それらの牽引役がSaaSでありノーコードツールであります。これらはもっと多くに中小企業への恩恵は期待できます。

そんな汎用性のあるアプリ群ですが、特に期待しているのがノーコードツール「kintone」です。

「まちの総務的」ノーコードツールが目指すべき方向性について考察します。

先ずは「汎用的な」を定義します。

汎用的とは様々な用途と定義されますが、ここでは特定のアプリが多くの企業で流用出来る専用アプリの汎用性についての表現になります。

今までは一社一社単位で運用していたシステムも、同業他社を見ると同様の作業を行なっている場合が多くそれぞれで別に運用を行なっている、その業務システムに横串を入れて同様の仕組みを「汎用的なシステム」として活用出来ればコスパも運用も楽になりデジタル環境の底上げにも一役買えますねが目的です。

システムの汎用性が行われるという事は
データテーブル構造も同じ環境(内容)で運用出来る事になり共通テーブル運用が可能に。実はこれって地味に意味があり、この考え方は今後の「アプリの民主化」での大事な要素になります。

クラウド上でデータテーブルを持つわけですから、同じテーブル構造で良いわけですよね。顧客マスター、設備マスターなどのマスター系は個社で管理する必要も無いですよね。

企業マスター、設備マスターなどは共通のIDとフォーマット構造で保管されていればWebサービスAPI等でアプリから参照するだけです。(どこがこの環境を誰が作るかは後述します)

企業毎の製品マスターなども、コード体系化が進めばJANコードなどと同様に管理も出来そうです。
ここまで出来て初めて「アプリの民主化」になります。

想像(創造)してみましょう。
ノーコードツールのkintoneを導入して汎用アプリ「設備管理システム」をダウンロード。このシステムには既に、設備メーカーマスター、設備マスターと繋がっております。自社の該当設備に紐付けてメンテナンス履歴と合わせて管理します。修理が必要な場合はメーカーマスターを「ポチ」すればメーカーに状況が伝わり修理依頼などにつながります。
パーツ管理なども個社で管理する必要も無く、持っているメーカーや工場の情報から融通出来ればスマート工場につながります。

計測器校正なども同様です、外部校正の場合校正リマインド情報が共有出来ればメーカー手配もメーカー側が行なってくれて担当は台帳管理するだけです。
イメージ湧きますか?

要はクラウド上で各社の管理アプリ(汎用)が運用出来れば、共通管理のマスター系も活用できて横のつながりの可能性が出て来るイメージです。

あまり説明がうまくないですが要は
「まちの総務」プラットフォームを通じて汎用的な業務は共通管理しましょうです。

「あなたのお悩みは解決出来る誰かがいます」がコンセプトです。
個社のオリジナル技術(コア技術)以外は共通管理して効率化して行きましょうです。

これは一企業のサラリーマンの方には中々理解してもらえません。何故なら企業内の担当の課題が「自社の内向き課題」であるからです。

なので共感していただけるのは経営者やベンチャー企業、SIerの方々になりそうです。
まだまだ志し半ばです、共感していただける方と進めて行きたいです。

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