少し変わったテーマで考えてみたいと思います。友人との議論から生まれた話題で、人付き合いの中で「人との距離感」について、友人と議論した内容です。人付き合いの中で「距離の縮め方が上手い人、下手な人」っているよねと言うお話です。

「距離の縮め方が上手い人、下手な人」

これは生まれつきの性格なのか、それとも人生経験からくるものなのか。話を深めていくと、心理的な側面も見えてきそうですが、

私自身を振り返ると、元々は距離感の縮め方は上手だと思っていましたが、最近ではそれほど上手ではなく、むしろ苦手だと気づきました。

一般的に言われる「パーソナルスペース」に関連するかどうかはわかりませんが、自分と他人との距離感にはかなりの差があるように感じます。

パーソナルスペースとは、他人が近づいてくると不快に感じる空間のことで、パーソナルエリア、個体距離、対人距離などとも呼ばれます。

個人的には、美容院や歯医者などでの距離感が苦手です。この距離での会話は避けたくなり、自分の殻に閉じこもってしまいます。

人との会話も同様で、距離感は重要だと考えています。物理的な距離も精神的な距離も同じで、他人から見ると自己意識過剰にも見えるかもしれませんが、その一面を否定できないかもしれません。

この距離感の縮め方が上手な人は一定数存在します。誰とでも気軽に話ができ、初対面でもすぐに打ち解け、会話が広がる人です。これは、彼らの特技の一つではないかと思います。

イベントやスポーツジムなどで、自由に話せる人の周りにはいつも人が集まっています。一方、苦手意識が強い人(私を含む)は、そのような場面では完全に身を引き締め、逃げ出したくなります。どちらが少数派なのか、気になるところです。

とは言え、このようなネガティブな要素である「距離感の縮め方が苦手」な自分でも、それを変える必要はあるのでしょうか? 私はそうは感じていません。むしろ、悲観的な考え方はしていません。

逆に考えれば、もう少し広めの「パーソナルスペース」であれば、私の得意な範囲かもしれません。半径30センチの対面では会話が弾みませんが、数メートル以上であれば、かなり話が広がりますね。

これが、ビジネスの場やセミナー講師などであれば、緊張せずに話をすることができるのかもしれません。

ここから考えると、距離感の縮め方が上手な人は、「身近な話題が豊富であり、一種の井戸端会議のようなもの」かもしれません。私は、瞬発的な会話よりもゆっくりとしたペースで考えた内容について話すのが得意なのかもしれません。まさに、ブログなどでの話題提供に向いていると言えるでしょう。

苦手な部分を克服するか、得意な分野を伸ばすか。これからの人生でどちらがより豊かな人生につながるのか、楽しみですね。