このブログでは度々取り上げてきましたが、中小企業（特に従業員100名以下の製造業）のIT事情について、改めて整理してみたいと思います。多くの企業担当者や経営層の方々から話を伺う中で、共通する課題が見えてきました。
「あなたの困ったは既に回答を持っている誰かがいます」
すでに解決策や方向性が見えているにもかかわらず、今日もどこかで悩み苦しんでいる企業がある。そんな企業に対して、我々はサポートを提供したいと考えています。それぞれの立場や思惑、葛藤を明確にし、建設的な提案をまとめてみました。
将来的にはこのテーマをシリーズ化し、書籍や漫画にしたいと思っていますので、少し長くなりますが、ご了承ください。
このブログは「まちの中小企業がなかなかデジタル化できない現状」と「DX（デジタルトランスフォーメーション）が遠い夢のように思われている企業経営者や担当者」に向けた応援ブログです。
課題認識編
1. デジタル化が進みにくい中小企業の現状把握
中小企業ではデジタル化の進行が難しい現状があります。
2. IT担当（OA担当）とIT担当部署の違い
IT担当者と専任部署との役割の違いが理解されていないケースが多いです。
3. デジタルが苦手な経営者、管理職の悲哀
経営者や管理職がデジタルに不慣れであることが、デジタル化の障壁となっています。
4. PC好きからIT担当者に抜擢された担当者の気持ちの変化
PCに詳しいだけでIT担当者に任命されることが多く、そのプレッシャーや戸惑いも大きいです。
5. 中小製造業のデジタル化に関するギャップ（思惑の違い）
企業内でデジタル化に対する認識のギャップが存在し、スムーズな進行を阻害しています。
課題対応編
1. 利害のない第三者か新たな担当が救世主
外部の専門家や新たな担当者が変革のカギを握る場合が多いです。
具体的な進め方
1. 事象の棚卸しと優先順位付け
現状の問題を整理し、優先順位をつけることが重要です。
2. マニュアル化と情報のナレッジ化
マニュアルの整備と情報の共有は不可欠です。
3. 何にコストをかけるか
コストのかけどころを見極め、効果的な投資を行うことが求められます。
4. IT担当者に求められる必須スキル
IT担当者には専門知識だけでなく、戦略的な視点も必要です。
5. 単なるIT担当者から戦略的IT担当者への道
IT担当者は戦略的な役割を果たす存在へと進化するべきです。
まちの総務の提案
1. コミュニティ醸成とBPO（ビジネス・プロセス・アウトソーシング）
社内コミュニティの形成と外部リソースの活用が効果的です。
これらのテーマに沿って、今後のコラムをまとめていきます。（途中でテーマが増えたり変わったりすることもありますが、ご了承ください。）内容はフィクションですが、多くの企業の事例や現場経験に基づいており、非常に現実に近いものとなっています。