前回は人材DXについて述べました、今回は教育DXについてです。

まちの総務も社員教育事業には並々ならぬ想いもありこの分野は色々と研究中です。
特に、オンライン教育分野はコロナ禍もあり大手からベンチャーまで多くのプレーヤーが参入しております。

オンライン教育分野はコロナ以前からもある「eラーニング」と言われる分野です。
少しこの部分にも言及しつつ「まちの総務」が進めている内容(協業)もお伝えします。

数多ある一般的な「eラーニング」は、リアル授業をそのままオンラインに変更した講師がホワイトボード(又はプレゼン資料)の横に立って授業を行うイメージ・・・

「いつやるか? 今でしょ!」で話題になりました、林修先生の授業などをイメージすると思います。
これはこれで一定の成果があるとは思っていますが・・・
これを、コロナ禍だから社員教育まで「eラーニング?(リアル授業の焼き直)」???

と言う気持ちが先行します。
昭和時代からの授業風景そのままに単なる映像化したものが
・本当に身に付くか?
・DXと言えるのか?
・数十分単位の退屈な映像を見たいと思いますか?

私なら「おととい来やがれww」です。
まさに、日本古来(昭和時代)何も変わらない授業スタイルです。
本音を言うとカリスマ教師の1本(中田敦彦のYouTube大学 )位で良いのです。
それ以外は退屈極まりないです・・・失礼

社員教育を徹底的にDX観点から考えてみます。

DXとは既存の焼き直しではありません、再定義して根本からの変革が目的と定義します。

DXとは何ぞや

オンライン教育から見た場合の「一般的なeラーニング」はDXとは対極にあります。
たんなる焼き直しで、もっと言うとリアルでのメリット無くした置換でしかありません

教育DXと言うのであれば、教育方法から再定義してそれをオンライン対応したものが必要だろう
オンラインはあくまでも手段で、教育方法そのものを再定義しましょう。
そこが本丸と感じております。

この辺の内容につきましては過去のブログをご確認下さい。
https://commstep.com/?s=%オンライン教育

それを要約します。

グローバルが全て良いわけではないですが、国内だけに目を向けていると本質を見失います。

一般論として子どもは集中力がないから一方的な詰込み教育ではなく、興味から入って・・・
と言いますように、これって大人にもあてはまりませんか?
大人だから集中力があり、詰込みでも学ぶのでイーラーニングでも大丈夫・・・
本当ですか?もしかしたらこれは日本的発想でグローバルとは対極にあるのでは
こんな想いであります。

情報はネット上にあふれる時代です、ググればすぐに疑問に応えてくれます。
しかし、これは教育では無いですね・・・
本当の教育は「先ずは興味を持ってもらう」そこだけかと感じます。
「興味を持った後には」調べる術はいくらでもあります。

そう言った意味では「自身の知識として身に付けたいのは検索できるキーワード」これをしっかりと脳裏に焼き付けるだけで、後はGoogle先生が教えてくれます。

こんな部分からも「マイクロラーニング」と「コードアベンジャーズ」には注目して行く価値はあると感じています。

次回は「営業をDXする」について考察します。