クラウド全盛期の今ではあまりピンとこないかもしれませんが
サーバー機と言うのは結構大型機でありました。
高負荷業務を行うので大型に冷却ファンや電源周りの機器も大きいので
専用のサーバー室などに設置していました。

当時の会社でもまだクラウド化以前でしたので、
オンプレミスと言われるいわゆる自社でのサーバー設置しての管理をしていました。

Windowsサーバー以前は大型オフコン、UNIXサーバー、記憶装置としてのMTテープ読み取り機 などなど
ラックマウント型と言う大きな箱物(中にサーバー類を配置)が並んでいました。
今でもクラウドサーバー会社などではこの光景は見られますね。

サーバー用ラックマウント(イメージ画)

何か大型機が並んでいるとカッコ良くないですか?
そんなこんなでWindowsサーバー時代に入っても
ラックマウントを購入してその中にWindowsサーバーを設置しましょう。
と準備を進めていました。

購入するWindowsサーバー機は1Uラックマウント型と言う薄型の製品です。
十分性能も容量(HDD、メモリ)もあり一台で結構賄えます。
このラックマウント型サーバーを設置するためだけに
大型のラックマウントの19インチサーバーラックを購入

その中に1Uラックマウント型の薄型サーバーを一台設置
明らかにラックに対しての中身が小さくて箱内がスカスカです。
無理やりマニュアルを置いたり、無停電装置を入れたり
結構無計画な案件でも予算が確保出来た時代でした。