太田市農業協同組合さまインタビュー内容

お話し:人事企画課 玉置 有貴子さま
聞き手:「まちの総務」豊田

Q:現状の新卒者の募集状況や実績について教えて下さい。
A:幸いなことに募集枠に関しては通年充足しております。

Q:他の業種や企業さまではリクルート活動にかなり苦心しておりますが、何が強みになっていますか?
A:地域の知名度や安心感などが評価されていると感じております。また関係者からの紹介などもあり比較的選んでいただく機会が多いです。

Q:それは結構強みですね、リクルート活動を行う中で何か気を付けている事はありますか?
A:入社した後の社員アンケートには結構力を入れております。そのデータは今後の参考にはなっております。

Q:素晴らしいですね、そのデータを集めて何か二次活用とかはしておりますか?
A:データ収集を行い参考情報として部門内での活用に留めています。

Q:そうですか、集めたデータが層別分析しますと結構有益な情報になり、その情報をそのままHPなどで公開活用する事で、就活希望者の背中を押す情報になりそうですね。
A:ありがとうございます、検討してみます。

Q:就職情報はどの様な募集を行っておりますか?
A:合同説明会やネット媒体(就活サイト)、JAグループサイトを活用しています。しかしネットからの流入よりも地場企業として知合い紹介なども多いです。

Q:そうなりますと、リクルート活動はネットと言うよりも違う戦略(就活生よりも親御さんやJA顧客などもターゲット)になりそうですね。
A:その辺も参考にして見ます。

Q:人事担当として意識している内容はありますか?
A:お仕事柄お客様と接する機会が多いのでコミュニケーションが取れたり、相手のお話をしっかり聞く傾聴力、お話の場作りが出来る方を意識して受け入れております。

Q:人事担当として何か課題はございますか?
A:……ネガティブな要素ですが、内定してからの辞退する方がいまして、これは選んでいただく以上は仕方ないですがここは何か対応策を考えていきたい所です。

アドバイス:内定辞退者の最初の入口をもう少し調査分析すると何かヒントがありそうです。ネットからの申込なのか?紹介なのか?どちらの内容なのか?を調査する事で辞退率を下げて行く事はできるのでは。

【インタビュー編集後記】
JAと言うブランド力と地域知名度もありリクルート活動自体は安定している様子で、この辺は他の企業とは違う印象を受けました。組織的に様々なデータも取得しており多くの情報は集まっている様子でしたが、層別分析して二次活用する事で、そのままリクルートHPに反映できそうです。ご協力ありがとうございました。