「まちの総務」を通じて企業さまシステムコンサルや企業研修を行う中多くの場面で遭遇する内容を共有します。

業務改善とか業務DXを旗印にお話を進めますと多くの方は自身の業務の改善には大変積極的です。

特に事務業務などはやり方を見直したり、デジタル化して二重転記や確認作業を合理化するだけで多くの時短が可能になります。※目的と手段を混同したシステム化は失敗するケースもございますが。

毎日のルーティン作業から少しでも解放される事には非常に積極的です。これは多くのみなさんが享受する内容です。

改善には積極派も改革になると…

しかし「改善」から一歩進め「改革」となると少し意味合いが変わってきます。
改善は担当者が行う内容で「これはIT化」です。改革は仕事そのもを無くす事で管理職や経営者が判断「これがDX」この仕事自体はムダではないか?無くせないか?と議論を進めると改善には前向きだった担当者も目の色が変わります。

改革とは現場の否定から入り再設計するものです。その際の「現場の否定」を受け入れらない方が多いです。

改革すると自分の仕事が無くなる?

その個人的思考は様々ですが多くが「改革すると自分の仕事が無くなる」こんな思考が働くようです。今までやってきた内容の自己否定ですので、プライドも影響します。

この仕事が無くなると、何を新たにやったら良いのか?空いた時間の埋め方がわからない………こんな感じです。

一般論としては、空いた時間は次に業務の改善や業務分析もっと言うと改善が苦手な方のサポートもしてあげてください。付加価値の産む仕事です。

本来仕事に終わりはありません、価値を産むのが仕事です。ただただ無駄に業務を行い貴重な時間を奪っているのでは社畜です。同じ時間で有れば有効に自信を磨くお仕事をして行きたいですね。

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