大きな変換点をむかえているデジタル課題
まだまだ現場に目を向けるとExcel台帳や紙とペンと言うのが現状
デジタル移行が全てでは無いですが、最初の一歩が進んでいないので
「DX話題」などは遠い世界のお話で、いつまでもこのギャップは埋まりません。
中小製造業でのデジタル化推進の秘策が見えて来たので丁寧に解説します。
ポイントは「先ずは型にはめて一歩前進」
現場の意見をまとめてみますと
- 予算不足
- 知識不足(情報不足)
- 出来る人がいない
- 何が出来るかわからない
現場では日々の業務でいっぱいいっぱいで、頭では理解していてもデジタル化の高い壁はそびえ立っているので壁にのぼる事さえ躊躇します。
現場側に立った目線から
製造業を横串刺して見て見ますと、加工製品は違えど製造業の三原則「設備、計測、品質」は共通しております。これは食品工場、部品工場、成形工場など全ての共通項です。
- 設備:台帳管理、メンテナンス、パーツ交換、修理修繕、稼働率
- 計測:台帳管理、校正、計測値、修理修繕
- 品質:製品外観、製品性能、製品数量
これら諸々、企業規模や製品は違えど何らかの仕組みは運用していると思います。その手段がシステム化であったりExcel台帳、紙とペンであったりの違いです。
これを1社単位で見ますと
それぞれ担当が頭を悩ませながら試行錯誤して同様の内容を企業の数だけ行っています。上記の管理は多少の企業規模差はありながらも基本は何十年も変わらずに受け継がれて来た管理内容です。
ここが重要なポイントです。
各社基本は同様の内容を、それぞれ各社単位で試行錯誤しながら
コストを掛けてシステム化が進んだり、Excelで自動化したりと別々の事をしている
基本同じ管理で有れば、ある程度の共通化システムを各社で流用して行けば、デジタル化は進み、自社内では運用だけに特化出来ませんか?こんな問いかけが「まちの総務」的発想になります。
このようなポイントを抑えて
デジタル化の近未来を想定した、地方都市の中小製造業の「デジタル革命の第一歩」を「虫の目・鳥の目・魚の目」でまとめて行きます。
製造業のデジタル化の鳥の目線です。
製造業の設備(加工装置)を鳥の目線で見て見ます。設備管理を1社単位では無く、広く俯瞰で見た際に
自社生産オリジナル設備は別にして殆どが設備メーカー製品を購入していると思います。切る、挟む、押す、曲げる、削る、織る、混ぜるなどに分類されますが加工設備の種類は違えど
- 設備管理台帳:メーカー、製品名、種類、設置場所、管理者、購入日…
- メンテナンス台帳:いつ、誰が、何を、何した、交換パーツ、定期メンテ、修理修繕記録
- パーツ管理台帳:保全パーツ、保管、購入先、金額、残数…
データ深度の違いは有れ、管理する内容には差は無く無いですか?
これをシステム屋の立場から見ますと。
- 設備マスター情報:設備固有ID、設備情報
- メンテナンス情報:設備固有IDに紐付け、メンテナンス記録台帳
- パーツ管理台帳:設備固有IDに紐付け、パーツ情報、残数、不足購入手配
これを組み合わせて
入力フォーム(新規、修正、追加削除)画面を準備
必要情報の検索と検索結果一覧表画面の準備
これが、ネットに繋がったPCからどこでも(事務所でも現場でも)利用出来たら便利で無いですか?
以上の様に設備内容、運用方法は違えど管理する基本は同じです。これらを1社1社の担当が苦労して作り上げ別々の仕組みを検討してコストをかけて新規システム開発する
こんな非合理な状況が現状です、いかがですが?
もう既にこれらの技術的検証は済んでいます。既に多くのシステムも存在しています。マスターテーブル構造も入力フォームも出尽くしています
「格安で同じ仕組みを利用して入口のハードルを下げませんか?」こんな問いかけです。
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