まちの総務を通じて、とある企業の総務担当からの相談が
「溶接ヒュームの制度化で環境測定が必要になったが良い相談先を紹介して」
「エッ?溶接ヒューム」すいません初耳でした
早速、まちの総務のメンターであります企業に問い合わせた所
その筋・・その道の専門家の方がピンポイントでいらっしゃいました。
早速、お互いをマッチングさせて頂き、現在コンサルも含めて進捗中でございます。
状況報告も含めてウォッチングしていきます。
門前の小僧状態ですが、得た知識を共有できればと思います。
先ずは専門外の方には聞きなれない「溶接ヒューム」
溶接ヒュームとは
専門家資料より抜粋
溶接の熱で溶けた金属が、空気中で冷やされ粒子になったもので、
煙に見えますが、金属を吸い込んでいるのと同じです。
この溶接ヒューム(粒子)を人体に吸い込むことにより
肺がんなどの発がん性や神経機能障害の危険があり
安全衛生の観点から、法制度の義務化がスタートしたという流れです。
厚労省管轄の労働基準監督署を中心にルールや行動指針を策定しているようで
猶予期間はありながらも「令和3年4月1日から」制度化運用が開始されたようです。
これが、冒頭の「相談先を紹介して」に繋がりました。
これ以前にも管轄の労働基準監督署からの事前連絡や説明会とうはあったかと思いますが
これがある程度の規模の会社であれば専門の担当者もいらっしゃいますが
多くの中小企業の工場では総務担当が兼務している企業も多いと伺っています。
一応、工場運営を行う上では「安全衛生作業主任者(技能講習終了者)」がいるようですが全てのスペシャリストは無いですよね。
まさにこのような時に「まちの総務」の出番です。
制度化に伴い、どのような社内体制を整えて対応するかはもう少し勉強していきます。
特に群馬県太田市は自動車メーカーの城下町として多くの企業が溶接を行っています。
専門家とお繋ぎしますのでまちの総務に問合せ下さい。