弊社がデジタル系サポートを進める中に保育園や介護施設の関連の事業者様がいらっしゃいます。特にデジタル化や自動化が進みにくいと言われるいわゆる「エッセンシャルワーカー」の事業形態です。
エッセンシャルワーカーとは、医療や福祉、保育などライフラインなどで働く人々のことを指します。つまり、日常生活の維持にかかせない職種で働いている人々のことです。
ソース: BingAI
一般的には人が必ず介在して、人頼りのお仕事がメインで人海戦術で行う替えの効きにくい分野です。
その課題に真向から立ち向かい「DXによるサポートは出来ないのか?」
これが我々に課せられたミッションであります。
「あなたの困ったは既に解決出来る誰かがいます」をコンセプトとした
「まちの総務」のテーマでもあります。
良い事例を積極的に広報し、出来る部分からサポートして共助の世界を目指しております。
それが「保育、介護分野での積極的なDX推進事例」になります。
国もこの分野の課題解決に対して積極的に進めております。
>厚生労働省「保育分野の業務負担軽減・業務の再構築のためのガイドライン」
この内容(ガイドライン)に則り、事例を整理して行きます。
第 1 章 業務改善の考え方
ガイドラインをChatGPT要約
第1節 業務改善の必要性
保育士の需要が高まる中、過重な労働や妊娠・出産などの理由で退職する人が
多いことが問題視されている。そのため、生涯働ける魅力ある職場づくりが
必要であり、業務改善に取り組むことが重要である。業務改善の取り組みは、
業務効率化や介護分野で進んでいることがある。
第 2 節 保育分野が目指す業務改善
ガイドラインをChatGPT要約
保育分野における業務改善は、保育士が保育に集中できる環境を作ることで
保育の質の向上につながるとされ、書類作成業務などの周辺業務の負荷軽減
や、保育補助者・ICTの活用、働き方の見直し等が検討されていることが
述べられている。
以上の内容からもわかる様に、実際の保育介護業務(人の介在)に加えて付帯業務(書類作成など周辺業務)の割合も多く、更に激務として逼迫しているのが現場です。
厚生労働省が実施した調査によると、保育所においては保育業務が約7割、付帯業務が約3割である事が分かっています。
保育業務の中でのこの3割を占める付帯業務の改善効率化こそがデジタル化の出番であり我々のお得意な分野になります。
この部分を少し掘り下げながら、有効な事例や進め方を丁寧に解説します。
「あなたの困ったは既に解決出来る誰かがいます」です。既に回答を持っている同業や仲間がいます。
・経営者が一歩を踏み出すか?
・担当者が根気強く説得するか?
の2択になります。
これらは保育現場や介護現場特有の課題では無く、全職種にも言える共通の課題であると言う事も付け加えておきます。
テーマ分けして進めます。
- 課題を課題として認識していない経営者
- 身近に相談出来る仲間や環境がない
- 何から手を付けたら良いかわからない
- 費用対効果がわからないので踏み出せない
- 最後は…使いこなせるか心配
これはデジタル化推進やDX改善が必要な現場あるあるです
次回以降この内容をターゲットを絞って解説します。
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