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╋■┛ 『まちの総務』メルマガ通信 No182
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■他人の粗はいっぱい見えるが自身の粗は見て見ぬふり、先ずは内を見よう

自戒も込めての内容になりますが
日本人特有なのか?世界的に共通なのかは知りませんが
「人は他人のことは良く分かるけど自身のことはわからない」と言うのが定説です。
もう一歩踏み込むと他人の粗は良く見えるけど、自身の粗は見て見ぬふり的な感じです。

この辺はデジタル関連話題などは顕著に現れます。
デジタル関連の研修セミナーを行う際に、よく聞く質問があります。

Q:「日本は世界に比べてデジタル化は遅れていると思いますか?」
A:全員が元気よく「はい遅れています」
Q:「その原因は何だと思いますか?」
A:「国の施策、規制、教育………」諸々の意見がでます。

Q:「では、あなたの会社は世間に比べてデジタル化は遅れていると思いますか?」
A:全員が元気よく「はい遅れています」
Q:「その原因は何だと思いますか?」
A:「経営者、体制、教育の機会………」諸々の意見がでます。

ここまでは結構積極的に状況理解しており前向きな回答です。
Q:「あなた自身のデジタル化知識はいかがですか?」
A:「………低いです」
Q:「その原因は何だと思いますか?」
A:「………」

要は個の塊が会社であり国家でありますが、大きな部分では批判や意見はできても自身に振り返れば結局のところブーメランになります。

詳しくはWebで

□┓ まちの総務コラム
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■【DXコラム】「現場のリアル」情シス担当者に課せられた使命とは

少し悲哀も込めた内容になりますが
お仕事柄多くのシステム担当者ともお話をする機会があります。これがある程度大きな会社の場合は、専門のシステム部門を擁しある程度の裁量も予算もあるので、ここでの話題からは除外しますが

100以下位の中小企業のシステム化状況です。
ちょうど100名前後会社は専用のシステム部門を置くには難しく、かと言って昨今のデジタル化推進のおりPCなどのサポートが自社内で出来ないのはまずいと比較的、PC好きな方が無理やり?半強制的?に選ばれて総務部門などで現業との掛け持ちで「ひとり情シス」担当になるケースが多いです。

担当はあくまでも社内OAツールの導入やHPの更新、社内システムのお守りこんな感じで業務を遂行しているケースが多いです。実際は「なんちゃって情シス」でも社内では立派な「システム担当です」

「IT介護」と揶揄する言葉もある位、デジタル化を社内で進めるには多くの難題が立ちはだかります。

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□┓ デジタル講座
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■「製造業のパーツ管理DX:オープン化システムによる効率的な融通体制の構築」

製造業パーツ管理(融通化)の背景と課題
自動車関連をはじめとする多くの製造業では、生産設備が欠かせません。これらの設備には多くの同様メーカー汎用機器が含まれています

特定メーカーの専用機を除けば、こうした設備の多くは一般的な汎用機器であり、保守部品も標準化されています。中規模以上の工場では、保守部品を備蓄し、故障時のダウンタイム短縮を図っていますが、それでも課題は残ります。

具体的な事例
ある製造業のお客様の話です。設備が故障し、メーカーに修理を依頼したものの、必要な部品が在庫切れで調達に1か月を要したため、生産ライン全体に大きな影響が出ました。しかし、後になって、同社別の工場に同じ部品の予備が保管されていたことが判明。もし事前に情報共有ができていれば、迅速な対応が可能だったのです。

このケースをきっかけに「パーツ管理システムを導入し、社内外で情報共有したい」という要望が上がりました。

解決策:パーツ管理のオープン化システム
このような課題を解決するためのアイデアが「パーツ管理のオープン化システム」です。このシステムでは、次のような仕組みを想定しています:

・設備パーツ情報の共有
各社が自社で保有する設備や保守部品の情報をWebシステムに登録。
・パーツ検索と融通依頼
他社が必要な部品をシステム上で検索し、該当パーツが見つかれば融通を依頼。
・手数料を含む取引
部品の一時的な貸し出しに対して手数料を設定。修理完了後は部品を補充し、ストックを安定化させる。

この仕組みは、地域の工業組合や業界団体を中心に導入を進めることも可能です。参加企業が増えるほど、パーツストックの充実と融通体制の強化が期待できます。

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□┓ 編集後記
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最近特に話題の政治絡みの話題や芸能スキャンダルからのメディアの暴走など連日賑あわせております。YouTubeなどを見ていても何度か映像を見てしまうとレコメンド機能(閲覧履歴などからユーザーに適したコンテンツを表示する機能)などから画面いっぱいに関連動画が表示され少しおなか一杯になってきている自分がいます。自身で選択できるオンデマンドが魅力なはずのネットメディアも何か情報操作されている感じであまり気分が良いものではありません。適度な距離感と正しい判断を見極めながら楽しみたいと思います。

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