とある中堅企業のお話です。
結構お堅い社風の会社で、製造業と配送業を行う会社様です。
システム担当者ととある社内システムを検討中での出来事

昔ながらの仕組みを使っており、サーバーのいわゆるオフコンと言う機械
これが結構丈夫で堅牢なサーバーなのですね。
(昔のサーバーは比較的壊れにくく良くできています)
これ幸に壊れるまでは使い倒すと言う気合で、もう既にサポートも切れ
当然代替品などあろう物ではありません。

流石に、入替が必要だよねと言う事で
システム含めてサーバーも入替のリニューアル開発の流れに
当然、昨今のシステムはWeb開発にてChromeなどを活用で合意
担当者はこれで、各端末のソフトの入れ替え作業も軽減出来ると喜びます。

さてサーバーは当然、クラウドサーバーで契約して…と思いきや

ちょっと待て、データを外に出すなんてけしからん。
セキュリティの心配もあるのでサーバーは社内に置くものだ。

と対応担当の上司が出てきて一刀両断です。
取り付く島もありません。
どんなに実績があろうが世間一般がクラウドになろうが
会社外にデータが出る事がセキュリティ的に心配
なようです。

結局はその上司の一声(会社の経営層も同様の考え)で
お高いWindowsサーバー機を購入しました。
後日談で、違う日にその管理職の方とお話をする機会があり
一つ伺って見ました。

クラウドが危険で社内サーバーにこだわると言う事は
もちろんネットバンキングなんて持っての他ですよね。
当然、社内も自宅もタンス預金で過ごしていますよね?
「……… 」
データは危険だけどお金は危険では無いそうです。
と言う怖い思い込みのお話でした。

ーPRー