まちの総務的視点 中小企業のデジタル化推進のイロハとして前回は中小製造業に向けたデジタル化推進の方法論を述べました。声の届かない多くの中小製造業の経営者、担当者に届く事を願ってやみません。
この章では、いわゆる企業のバックオフィス と言われる業種「総務業務」に対してのデジタル化推進について書いて見ます。
ポイント:「中小製造業向けデジタル化の鍵は横串を指す」
費用や人員が潤沢で無い小規模事業者にはパッケージ導入して、リモートでのフィールドサポートで対応。ある程度人員と予算規模のある中堅事業者には、パッケージ導入にプラスして自社内での応用や付加開発が可能な教育セットでサポートする仕組み作りです。
この辺を細かく場合分けして進めて行きます。業務の位置付けから分類します。
- 社内の情報共有と言うアプローチからの推進
- 業務効率化を主とした個別業務のデジタル化アプローチ
・社内の情報共有と言うアプローチからの推進
これは何度もブログ内でも書いていますが、会社としてのチーム戦を進める上でのデジタル化必須ツールになります。PCを導入したらOfficeツールは必須、Officeツールを導入したら共有化ツールは必須これは自然の流れです。
企業規模に関わらず情報共有ツール導入は必須と言っても過言ではありません。そこでのアプローチについてですが、悩みどころは
- ツール選択肢が多く悩む
- 社内に運用やサポート出来る人員がいない
- そもそも情報が無い
サッと思いつくのはこんな所です。そこでの最適解は「グループウエア」の導入になります。
まちの総務的なおススメは「サイボウズ」辺りになります。
月額 @500円で5名から導入可能、10名で利用しても5000円/月で運用が可能です。機能が豊富なので何から始めたら良いか?とお悩みになろうかと思いますがその辺はフィールドサポートを併せて「まちの総務」にお任せください。
・業務効率化を主とした個別業務のデジタル化アプローチ
実はここが大切な部分になりますが、やりたい事を進める上での
- 製品選択肢が多く悩む
- 社内に運営サポート出来る人員がいない
- 知識がないので運用出来るか不安
進まない理由は沢山あります、総合すると経験や知識(情報)不足が上位です。製品選択に於いても業務効率化を目指した場合種類もメーカー製品も多すぎるため、何の選択がベストなのか(製品選択に失敗できない)があります。
また、その製品を導入するにあたり推進する担当者や知識経験不足も含んだ人員がいないのもブレーキを踏みます。
この部分は折を見て「まちの総務的」目線で中小企業向けの推奨製品(SaaS)製品選定の目利きを行って見たいと思います。先ずはどのような業務製品があるか?SaaS製品の比較選択サイト「BOXIL」辺りから眺める事をお勧めします。
まとめ
中小企業向けのデジタル化推進に関しては、クラウド版のパッケージ製品SaaS製品を使う事はマストになると思います。その上で、各SaaS製品の連携はどうするか?この辺は次の課題にはなりますが
先ずは
グループウエア導入で社内のデジタルマインドの醸成
業務効率化単体システム(SaaS製品)の導入
を進めて行きます。
そこで最大のお悩み課題
社内に運営サポート出来る人員がいない。社内に知識、経験者がいないので運用出来るか心配。ここは「まちの総務」のフィールドサポートにお任せください。当初は(対応規模が少数の内)導入から運用サポートまでリモートorリアルで対応させていただきますが。将来的にはヘルプセンターとしての総合チャットポッドや各企業のIT担当者のコミュニティーを活用して総悟サポート環境作りも進めて行きます。
ある程度、有用な製品は出尽くしております。(製品差異も少なくなって来ています)そこで大切なのは、近くで見守ってくれるサポーターです。私自身も過去には多くのサポーター(ネット上)に助けられました。
この恩恵を今度は中小現場の担当者に提供して行きたいです。企業の横串をさして、IT担当者が疑問に応え、解決のサポートをする「まちの総務サポートコミュニティー」を作っていきたいです。
是非とも賛同者を募りつつ輪を広げて行きたいと思います。
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