「事業復活支援金」の申請にあたりブログで解説を行っているが
申請書類の中に「履歴事項全部証明書」の添付(画像添付)の要項があり
細かく読み解くと

提出時から3ヶ月以内に発行されており、申請時の代表者氏名が記載されたものに限ります。(受給実績のある方で基本申請の場合には、直近の受給時に添付した履歴事項全部証明書が自動添付されますが、申請時点で履歴事項全部証明書の発行日が3ヶ月を超える場合には改めて再添付いただく必要がございます。ただし、簡単申請の場合は、提出時から3ヶ月を経過していた場合でも改めて添付いただく必要はございません)

事業復活支援金 HPより

以前、 「履歴事項全部証明書」 は取得したのもあるが既に3ヶ月以上経過しているので再取得が必要となる。
前回は近所の法務局(出張所)に直接出向いての取得でありましたが。
何事も経験(なんでも試して見るの精神)で今回はオンライン取得にチャレンジしてみます。

窓口での交付請求・郵送による交付請求に比べて,手数料が安くお得です。例えば⇒ 登記所の窓口で登記事項証明書の交付を請求する場合の手数料は600円のところオンライン請求をご利用いただくと証明書を郵送で受け取る場合の手数料は500円最寄りの登記所や法務局証明サービスセンターで受け取る場合の手数料は480円となります。

法務局HPより

窓口取得が手数料600円オンライン取得が手数料500円との事で、100円お得
この100円お得と言うよりも、手間がかからずお手軽取得が出来るので有れば一石二鳥という事で早速オンライン取得開始です。

法務局のオンライン申請HP画面

先ずはユーザー登録から開始です

しかし、HPを見てみても「履歴事項全部証明書」の文字が見当たりません。(この意味を理解しないと最初は戸惑います)

2 オンラインによる証明書の交付請求手続のご案内
表の中で「商業・法人登記(会社・法人)」「登記事項証明書の交付請求」部分の「登記ネット(商業・法人登記手続 登記事項証明書の交付請求」を選びます。

登記ネット内の「かんたん証明請求書ログインページへ」

「ログイン」ページが開きますが、はじめての方は
「申請者IDをお持ちでない場合」を選んでユーザー情報を入力します。
メアドを入力するとユーザー登録画面のURLがメールに連絡されて来ますので、後は画面に従い必要情報を入力して下さい。まあここまでは良くあるオンライン申請です。

手数料のお支払い

「履歴事項全部証明書」の申請入力無事に完了、最後は手数料のお支払いです。
読み進めますと
ネットバック経由のお支払いか、銀行ATMによる「ペイジー」支払いの2択です。

ネットバンク活用では無いので、選択肢は「ペイジー」一択になります。
「ペイジー」の名称自体は聞いた事ありますが使ったことはありません。

Pay-easy(ペイジー)とはこれまで、請求書や納付書と現金を持って金融機関やコンビニの窓口で支払っていた、公共料金、携帯電話料金、自動車税、国民年金保険料やインターネットショッピングの購入代金などを、金融機関のインターネットバンキング、モバイルバンキングやATMから支払えるようにするサービスです。

そう言う事ね、公共料金を支払う仕組みね
近くのコンビニATMでも可能なのか調べると「セブン銀行ATM」は使用不可との事
結局は銀行ATMに出向いての支払いになりました。

全てオンラインでは完結せずに、銀行へのお出かけは必要な仕組みでした。
(オンラインバンキングは別です)
ペイジー支払いを選んで、長い長い数値の羅列をメモして銀行ATMにて支払い完了。
2日後位に郵送で届きました。

実際にオンライン取得を行った感想

ウーン微妙な感じです、多少の距離の違い(法務局、銀行)だけで、完全オンラインでの取得は出来ませんでした。
PCに向かってのユーザー申請手間と直に法務局に行って「紙申請」どちらに軍配が上がるかは微妙な感じです。

・法務局に直に出かければ即日取得ができます(取得費600円)
・オンライン取得でも銀行へ出掛ける必要があり、しかも書類は郵送なので2、3後になります(取得費500円)

どちらを選ぶかはあなた次第です。
私は次回は直に法務局かなぁ

独り言
でも、そもそもなぜ紙にこだわる必要があるのかが疑問です。
オンラインで完結できるので有れば電子上の証明情報で完結とか法人登記NOで自動リンクなど進めば申請自体もオンラインで郵送手間も無くなると思うのですがこれらはお国大臣やデジタル庁の活躍に期待したい所です。

ーPRー