稼働率の説明はこちらで書きました。

では稼働率を上げる施策としての「カイゼン」のテーマに沿ってです。

現状の「稼働率」を知って、この基準から目標の「稼働率」についての
アップを行うためには現状を理解しムダを徹底的に排除する必要があります。

一般論です
トヨタが嫌う 7 つのムダ

つくりすぎのムダ現時点で必要でないモノをつくること。
手待ちのムダ材料・部品切れで仕事ができないこと。
運搬のムダ長距離運搬や仮置き・積替えをすること。
加工そのもののムダマンネリ化したやり方や不必要な作業をすること。
在庫のムダ材料・仕掛り・完成在庫が必要以上に倉庫に
保管されていること。
動作のムダ探す、屈む、持替える、調べる、など付加価
値が得られない作業をすること。
不良を作るムダ不良品をつくって廃棄、手直し、つくり直し
をすること。

何もしないムダ: 改善をすれば成果が得られる状況なのに 着手しないこと。

言うのは簡単ですが、やるのは大変です。
成果を見せながら地道に「改善」のPDCAをまわす必要があります。

そのための活動指標となるのが「稼働率」(実際の作業数)になります。