満を持してと言いいますか
2023年4月より「デジタル給与払いが解禁」となりました。
個人的には大きなニュースと捉えておりますが世間では「一つの選択肢ね」程度の反応の様で静かな話題の様でした。

私自身はこの話題には早くからウォッチしていたので少し思い入れもありますので、今後の期待も込めて
「デジタル給与払い」がもたらすであろう価値について書いてみます。

そもそもデジタル給与払いとはですが

デジタル給与払いとは、企業が銀行の口座を介さず、スマートフォンの決済アプリや電子マネーで給与を振り込むことができる制度です。2023年4月から解禁され従業員はスマートフォンの決済アプリや電子マネーに給与が振り込まれます。この制度により給与の支払いが現金からデジタルに移行することで、キャッシュレス決済比率向上が期待されています。

bing(ChatGPT4)の回答

従業員への給与支払い方法が、現金、口座振替に加えてスマホ決済アプリなどに給与支払いが可能になると言う内容で。

会社側とするとオンライン自動決済の可能性や口座振込手数料削減などのメリットもあり社会全体としてはデジタル決済系(フィンテック )の可能性が広がったと言う面が大きいと感じます。

当然ですが何かの変革の際には課題や反論も出て来ますが先ずはこの制度「デジタル給与払い」について面白い記事がありましたので共有します。

「給与のデジタル払いに反対」40.9%、理由は

デジタル給与払いに反対する方の意見
・インフラがまだ完全に整っていないし
・安全性も全く担保されていない
・家賃や公共料金など、現金での引き落としや振り込みで支払うものがあるから
賛成側の意見
・店舗に行くことなく、全て端末上で送金や決済ができたほうがよい
・給与振込先の選択肢が増えることは悪くないと思う

2021年の記事なので状況の変化はあると思いますが。

これらの意見、マイナンバー制度の意見とにていませか?

もっともらしく反対の意見ですが、これは実は違っていて自身の不安を社会情勢に交えて混同している様子が伺えます。

反対の理由(不安)はわかりますが、不安を理由に進化を止めるのか?一歩進めて繁栄して初めて周りの環境充実も行われインフラ課題も安全課題も利用用途(家賃、公共料金)なども自然に増えて行きます。これらの課題解決を待っていては、いつまで経っても進みません。何故前向きに捉えられないのか疑問です。

賛成側の意見も何となく理解出来ますが、これはあくまでも導入のきっかけでありデジタル決済繁栄の本質ではない気がしております。

これらを踏まえて「デジタル給与決済の本質」について次の章で考えてみます。

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