「弘法も筆の誤り」 どんなにその道に通じた人でも
時には失敗もすることがあるという意味のことわざです。
弘法とは、真言密教を日本に伝え広めた弘法大師・空海のこと。

書の名人だった空海が書き間違えたのは「応(應)」という字だったと伝えられています。
「、」がひとつ足りなかったそうなのです。
どんな人でもケアレスミスはするものだということですね。

それでは、人はどんなときにケアレスミスをしてしまうのでしょう。

「優越の錯覚」という心理学用語がありますが、本人に調子がいいという自覚があり
気持ちが前向きになっているときほど実は要注意なのです。
そういうときは、新しい考えやアイデアがどんどんわいてきます。
絶好調です。
でもその分、調子に乗りすぎてケアレスミスも多くなってしまうというわけです。

反対に、気持ちが後ろ向き、ネガティブになっているときは ケアレスミス は少ないというデータがあります。
乗りに乗っているときほどケアレスミスに要注意ということです。

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